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皐月賞はサートゥルナーリアが年明け初戦ながら接戦を制し、危なげない勝利。直線ヨレるシーンはあったが大きく影響を与えるものではなく、最後は力でねじ伏せた。前週のグランアレグリアに引き続いて、天栄&しがらき組の調整力の高さをまざまざと見せつけられる形となった。
個人的は◎ヴェロックスから勝負していたために、悔しい敗戦ではあったものの、直線を何度見返しても力負けといえる内容で早々に諦めがついた。新たなスター候補の誕生を素直に喜びたいと思える好レースだった。
無敗の皐月賞馬は2005年のディープインパクト以来だという。さすがに現時点でディープと比べるのはかわいそうだと思うが、まずは無事に行ってほしい。シーザリオの産駒は”無事に”というのが何よりの課題ではあるが、ロードカナロア産駒自体は故障に強い印象もあるだけに、体質面ではそちらの血を引き継いでくれていることを祈ろう。
~開幕週から外が伸びている今年の福島芝
さて、今週からは春の東京&京都開催、そして福島は最終週となる。開幕週や最終週は特に馬場の傾向が出易いだけに、3場ある中で傾向がよく見えるところを狙っていきたい。
というわけで、近年の馬場傾向がどうなっているかをザックリではあるが振り返ってみたい。
まずは春の東京開催の開幕週だが、大まかにまとめると以下のようになっている。
2016年→ 土日ともにフラットな馬場
2017年→ 土日ともにイン有利な馬場
2018年→ 土曜はややイン有利、日曜はフラットな馬場
かつては開幕週といえばイン有利、その後開幕週ながら差しも届くといった馬場も見られたが、近年は再びややイン有利にシフトしている。しかしながら、極端な傾向は見られず、馬券的にはやや難しい印象が強い。
なお、逃げ馬が苦戦するのは一貫した傾向で、過去3年、逃げ馬は(1-3-1-29)と狙いづらい。
続いて京都の開幕週はどうか? 春の京都といえば高速馬場で前が止まらない、インが断然有利の印象を受けるが、こちらも年によってかなり傾向が異なっている。
2016年→ 日曜はややイン有利な馬場
2017年→ 土日ともにイン有利な馬場
2018年→ 土日ともにフラットで外からの差しも届く馬場
ご覧の通り実はイメージほど逃げ馬&イン有利の馬場になっていない。昨年のマイラーズカップでもサングレーザーが鮮やかな差し切りを決めたように、逃げ有利の先入観を持ちすぎると危険かもしれない。
実際、一昨年は1枠(4-1-2-10)とベタ買いでも儲かったが、昨年は1枠(1-0-1-17)とむしろ不振傾向だった。
では、最後に福島を見て行きたいが、結論からいうと今年狙いたいのは福島の芝コースである。今週からBコース替わりになるが、過去を振り返っても福島の春の開催は、最終週のBコース替わりでも内有利にはシフトしないことが多い。
2016年→ フラット、先行有利な馬場
2017年→ 中~外枠・好位差し有利な馬場
2018年→ 中~外枠・好位差し有利な馬場
何より、今年は前半の2週の段階からよく外が伸びていた…というより内枠勢が不振傾向だった。またマクリが良く届いており先週メインの福島民報杯なども、3~4コーナーで外から押し上げた馬たちが最後に伸びて来た。Bコースになると内の悪い部分がカバーされるが、これだけで内伸びに替わらないパターンが多いので、内枠に人気の先行馬が入ったレースは、それを軽視して波乱を狙う…という戦略もアリだろう。
いずれにしても、馬場を読めるコースを選んで狙うという意識は重要だ。買うか買わないか、どのレースを買うかといったことはすべて我々の選択次第である。
~マイラーズカップの波乱度は低く、馬券的な面白さはフローラS
さて、今週はG1ひと休み、オークスへ向けてフローラS、そして安田記念へ向けてマイラーズCが行われる。
フローラSは本校執筆段階で枠順も出ておらず難解だが、初勝利の内容だけみればシャドウディーヴァは十分にココでも通用する馬だと考えている。やや不器用さはあるが、東京替わりでさらに前進があれば勝負圏内ではないか。フラワーCのレベルも低くなかった。もっともココは混戦模様で波乱度も高そうだ。馬券的には面白い一戦だろう。馬場状態を見極めてから結論を出したい。
マイラーズCに関しては波乱の可能性は極めて低そうだ。ダノンプレミアムは断然人気だがある程度信頼できる人気馬だろう。マイルの実績もあるし前で勝負できる器用さも備えているだけに、不発の可能性は低い。ベタな結論ではあるが、逆転があるならば一瞬の脚を秘めるインディチャンプだろうか。
ココに来て勢いが失速気味の”ダノン”勢ではあるが、今週はダノンプレミアム、そして福島牝馬Sのダノングレース(前走好内容&平坦替わり◎)ともに重賞制覇の期待をしたい。
※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。
○TARO プロフィール
大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。
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ロードカナロア産駒自体は故障に強い印象もある