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第72回セントライト記念(17日、中山11R、GII、3歳オープン国際(指)、馬齢、芝・外2200メートル、1着本賞金5400万円、1~3着馬に菊花賞の優先出走権 =出走15頭)田辺裕信騎乗で4番人気のジェネラーレウーノが、離れた2番手追走から早めに動いて直線で抜け出し、1馬身1/4差でV。重賞2勝目を飾った。タイム2分12秒1(良)。単勝1・9倍の圧倒的支持を集めたレイエンダは、中団から差を詰めたものの2着。3着グレイルまでが菊花賞(10月21日、京都、GI、芝3000メートル)の優先出走権を獲得した。
秋の大きな飛躍を予感させる完封劇だ。皐月賞3着の実績馬ジェネラーレウーノが2番手から抜け出し、断然人気の良血馬レイエンダの追撃を1馬身1/4振り切ってV。ダービーで16着に終わった悔しさをバネに、成長した姿をアピールした。
「逃げた馬が3コーナーからペースを上げていって、こっちが渋くなりそうだったけど、早めに追い出す形になっても脚は残っていた。最後は楽にかわしてくれた」
パートナーを京成杯以来2度目の重賞Vに導いた田辺騎手が、会心の笑みを浮かべる。好スタートから先手を奪う構えを見せたが、外からタニノフランケルがハナを主張すると、すぐに控えた。「馬の気分を損ねないようにしたのがよかった」と田辺。行きたがって大敗したダービーと違い、大逃げを打つタニノから離れた2番手で流れを引き込んだことが勝因だ。ロングスパート勝負で持ち味のスタミナを存分に発揮。最後は手綱を緩めてのフィニッシュで、ダービー馬の弟に初めて土をつけた。ゴール直後には、重賞連勝が3でストップしたルメール騎手からも握手で祝福された。
快勝の裏には陣営の知恵もあった。いつもレース前まで装着するパシファイアー(網で目を覆い視界を制限する馬具)にひと工夫。その裏に虫除けネットをつけて、視界をさらに制限した。
「ダービーでは抜き身の刀みたいにイレ込みが激しかった。だからこれがドンピシャ。きょうはすごく落ち着いた」と秘策を明かした矢野調教師。「展開が向いたと思うけど、馬も大きくなってパワーがついた。最後は突き放す強い内容」。愛馬の成長を実感した。
次走は明言を避けたが「距離は長くてもいい。この馬は展開が重要。力を出し切れば3000メートルでもいける」とトレーナー。菊花賞が候補に入っているのは確かだ。
秋初戦で実績馬の意地と底力をきっちりと示したジェネラーレウーノ。紅葉が深まる頃に、大仕事が待っている。(板津雄志)
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ジェネラーレウーノ 父スクリーンヒーロー、母シャンハイロック、母の父ロックオブジブラルタル。青鹿毛の牡3歳。美浦・矢野英一厩舎所属。北海道日高町・新生ファームの生産馬。馬主は(株)Gリビエール・レーシング。戦績7戦4勝。獲得賞金1億4216万6000円。重賞は2018年GIII京成杯に次いで2勝目。セントライト記念は矢野英一調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。馬名は「一番の将軍(イタリア語)」。
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