まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
GIシリーズが再開され、6月7日の安田記念まで6週連続で白熱した戦いが繰り広げられる。その初戦は天皇賞・春(5月3日、京都、GI、芝3200メートル)。以前は下馬評通りの強い馬が勝つというイメージのレースだったが、近年は傾向が変わってきた。1番人気馬の勝利は2006年のディープインパクトが最後で、2着さえない。もっといえば、過去10年で05年スズカマンボ(13番人気)、09年マイネルキッツ(12番人気)、12年ビートブラック(14番人気)と2桁人気馬が3勝しているように、大波乱が何度も起きている。
今年も波乱の可能性はあるが、中心になるのはキズナ(栗東・佐々木晶三厩舎、牡5歳)だろう。昨年、断然の1番人気で4着。その後、左第3手根骨骨折が判明して9カ月の休養を余儀なくされた。復帰戦となった今年2月の京都記念はハナ+クビ差の3着とまずまずのすべり出しだったが、2戦目の産経大阪杯は牝馬ラキシスに突き放されての2着。不良馬場が影響したのかもしれないが、期待の大きさから考えれば、物足りないパフォーマンスだった。
それでも、叩き3戦目の今回は変わり身が見られそうだ。強く攻めた前2走に比べ、この中間は折り合い重視の調整内容。久々を2度叩かれて、フィジカル面が十分な仕上がりにあるのだろう。22日には武豊騎手が騎乗して、栗東CWコース6ハロン81秒6、1ハロン12秒2を馬なりでマーク。「毛ヅヤはビカビカ。もう本番まで現状維持で十分」という佐々木調教師の言葉からも雰囲気の良さがうかがえる。ダービー馬が5歳時に春の天皇賞を勝てば、1981年のカツラノハイセイコ以来、34年ぶりだ。ただし、ディープインパクト産駒はのべ34頭が芝3000メートル以上のレースに参戦しているものの、勝ち星がないというデータもある。この不吉な傾向を打破して、最大目標である秋の凱旋門賞挑戦に向けた反撃ののろしを打ち上げたいところだ。
GI・5勝、重賞10勝と実績ナンバーワンのゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)も、この天皇賞・春では一昨年5着、昨年7着となぜか振るわない。古馬になってからは阪神でしか勝っていないように、コースの適性によるものなのか、それとも気持ちの問題なのか。今年もアメリカジョッキークラブCで7着に惨敗したかと思えば、阪神大賞典であっさり3連覇を達成。6歳になってもとらえどころがない。
前走後は右前脚の蹄球が内出血したが、すぐに処置され、馬にも活気があることから3度目の出走にゴーサインが出た。鞍上は昨年の宝塚記念1着、札幌記念2着、凱旋門賞14着で手綱を取った横山典弘騎手に戻る。1996年サクラローレル、04年イングランディーレで2勝を挙げている名手がどんな手綱さばきを見せるか注目だ。また、ここを勝てば歴代賞金獲得額でもテイエムオペラオー、ディープインパクトに次ぐ3位に浮上する。
そのゴールドとは対照的に、同じステイゴールド産駒でありながら、このレースを連覇しているのがフェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡6歳)だ。昨年の天皇賞・春以降は天皇賞・秋14着、ジャパンC8着、有馬記念10着、日経賞8着と精彩を欠いているが、23日の美浦での1週前追い切りではWコース6ハロン82秒0、1ハロン13秒2を馬なりでマーク。鞍上の戸崎圭太騎手をグイグイとリードする、いい頃の活気が戻ってきた印象だ。ガラリ一変がありそうなムードで、史上初のJRA同一平地GI3連覇という偉業の可能性も出てきた。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|