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【菊花賞】血統診断


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 近年は長距離戦でもスタミナに加え、スピード、瞬発力もかなり求められるようになっている。中心はリアファル。サンデーサイレンス直子の父ゼンノロブロイはGIを3勝し、3000メートル級GIでも菊花賞4着、天皇賞・春2着とスタミナの裏付けもある。母の父エルコンドルパサーは、2006年にレコード勝ちしたソングオブウインドの父。ステイヤーとしての資質は高く、高速決着も望むところだ。

 人気はないが、レッドソロモンも血統評価では上位。父メイショウサムソンは3冠のかかった菊花賞こそ4着だったが、天皇賞・春を制覇。母の父はSSで、母系からは菊花賞ダンスインザダーク、春の天皇賞馬スズカマンボが出ており、スピード、スタミナ、底力と3拍子そろっている。

 ディープインパクト菊花賞、天皇賞・春も制覇したが、産駒は平地の3000メートル以上のレースで未勝利。その点で不安が残るが、今年の3頭では、母の父がストームキャットで、ダービー馬キズナなどと同じ“黄金配合”のリアルスティールが最上位とみる。

 ハービンジャー産駒も3頭が出走予定。父は4歳時、GI初挑戦となったキングジョージをレコードで圧勝したように、晩成型のスピードのあるステイヤーで、今回の産駒はいずれも母の父がSS系だけに要注意だ。

 スティーグリッツの母系はマイルCSを勝ったシンコウラブリイなど活躍馬多数で活力がある。ベルーフの一族もステイゴールド、昨年の秋華賞ショウナンパンドラなどGI馬が数多く出ている。マッサビエルの祖母はGI5勝のうち3勝を京都でマークしたメジロドーベル。スタミナ豊富な母系として知られ、舞台適性と底力も申し分ない。

 セントライト記念の勝ち馬キタサンブラックは、母の父が短距離系のサクラバクシンオー。3000メートルは不利だろう。

 他ではブライトエンブレムに注目。父ネオユニヴァースは昨年の2着馬サウンズオブアースを出し、母ブラックエンブレム秋華賞馬で母系の底力もある。 (血統取材班)

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