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【きさらぎ賞】血統診断

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 2年連続2歳リーディングサイアーになったディープインパクトは、今年に入ってからも好調で、クラシックを席巻する勢い。昨年も産駒のトーセンラーが優勝しているこのレースは、クラシックに関連が深いだけに、ここも主役の座は譲らない。

 ベールドインパクトは半姉にヴィクトリアマイル優勝馬コイウタ(父フジキセキ)がいるなど、母系の質は高い。母がドクターデヴィアス×ミスタープロスペクターで、スピードと持続力を強調。新馬戦は京都内回りで敗れているが、外回りなら十分に力を発揮できる。

 ワールドエースの牝系はドイツの名門で、ジャックルマロワ賞などGI3勝をあげた叔父マンデュロをはじめ活躍馬が多く出ている。底力と成長力に優れるクラシック向きの配合で、内回りから外回りへのコース替わりは大きなプラスだ。

 ヒストリカルは半兄に天皇賞・秋&マイルCS優勝馬カンパニー(父ミラクルアドマイヤ)、近親に天皇賞・秋を勝ったトーセンジョーダン(父ジャングルポケット)などがいる日本有数の牝系。ただ、遅咲きの一族であり、今の時期では分が悪そうだ。

 ディープ産駒の強敵になりそうなのが、アグネスタキオン産駒のマジカルツアー。いとこに3冠牝馬スティルインラブオークスローブデコルテがいる母系で、クラシック向きのスピードと底力を秘める。スローの決め手勝負になりがちな京都外回りはベストの舞台で、キャリア1戦でも侮れない。

 2頭の産駒が出走するサムライハートは、名牝エアグルーヴを母に持つ良血のSS産駒。プレミアムブルーの一族は早い時期から活躍する馬が目立つ。母の父タイキシャトルが軽快なスピードを伝えており、3歳戦向きだ。それに対し、ローレルブレットの母系はやや奥手で、3歳春の時点では割り引きが必要。 (血統取材班)

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