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天皇賞・秋を制した3歳馬イクイノックスが21日、美浦トレセンで追い切りを行った。3頭併せで最先着を果たし、調教評価は『S』。ふたたび年長馬を破り、現役最強に上り詰める。また昨年の年度代表馬エフフォーリアも復活を感じさせる走りをみせた。
初対戦のグランプリホース2頭を倒し、名実ともに最強の座に就く。3歳で天皇賞・秋を制した〝天才〟イクイノックスが、クリスマス決戦に向けて美浦Wコースで絶品の動きを披露。見届けた木村調教師は充実感あふれる表情で切り出した。
「馬の後ろでリラックスして我慢できるか、ゴーサインに反応して能動的に動いていけるか、という狙いがあった。予定どおりうまくいったな、という感じです」
午前7時の開門直後にコースへ飛び出していった。道中は前後に僚馬を置く形での3頭併せで、力むことなく折り合って最後の直線へ。鞍上が軽く合図を送ると間を割ってグイッと抜け出し、内ハーメティキストに半馬身、外ゴールデンシロップに1馬身先着した。
年長のオープン馬2頭を歯牙にもかけない豪快な動き。さらに、5ハロン67秒3は前走時の追い切りを2秒以上も上回り、ラスト1ハロン11秒4はレース当該週としては過去最速だ。体質的な弱さのためになかなかレースを使えなかった天才少年は、いよいよ完成に近づいてきた。もちろん調教評価は最上ランクの『S』だ。
今春の皐月賞、日本ダービーはともに2着に終わったが、秋はぶっつけ本番の天皇賞で待望のGⅠ初制覇。大逃げを打ったパンサラッサを、メンバー最速となる上がり3ハロン32秒7の豪脚で一気にかわし去った。「特殊な展開になったけど、最後にハナ差とかではなく、1馬身差で勝ったのが素晴らしかった」と指揮官は胸を張る。
デビュー5戦目だった秋の盾に続き、勝てば6戦目で史上最少キャリアVとなるグランプリ。中山の皐月賞では僚馬ジオグリフの前に苦杯をなめたが、指揮官は「勝った馬が素晴らしかったので」と笑顔を浮かべ、「自身の持っているものがそがれたとか、出し切れなかったということはなかった」とコース適性への不安を打ち消した。
ファン投票はタイトルホルダー、エフフォーリアに次ぐ3位だが、レースでは首位の座を譲るつもりはない。
「毎回いいパフォーマンスを見せてくれるのは大したもの。変わらずに優等生でいてくれるところが素晴らしいですね。自分の仕事、責任を果たして応援してくれるファンに喜んでもらいたい」
トレーナーは改めて全力投球を約束した。勝てば年度代表馬争いの有力候補に。父キタサンブラックが5年前に制した暮れの大一番。今年は息子が〝まつり〟の主役を務めてみせる。
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