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【東西現場記者走る】ペールエール、デビュー以来最高のデキ

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【東西現場記者走る】ペールエール、デビュー以来最高のデキ

 密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。朝日杯FSは、大阪サンスポの斉藤弘樹記者(40)が担当する。栗東トレセンで迎えた初日は、ダイワメジャー産駒のペールエールに注目。父譲りの力強さを備え、状態面もピークに近い。ゲート、レースセンスともに高く、今の馬場にも合いそうだ。

 前回密着を担当したジャパンCワグネリアン)から、チャンピオンズC(インティ)、阪神JFクラヴァシュドール)と、GIの本命馬が3週連続で3着…。もどかしい気持ちだが、40歳を迎えて最初の密着担当。何とかスカッと勝ち馬を導き出して、詰めの甘さを払拭したい。

 朝日杯FSと同舞台の阪神JFは、レシステンシアが1分32秒7の2歳コースレコードで圧逃。連載初日は、同じダイワメジャー産駒のペールエールに注目した。

 3番手から横綱相撲で抜け出した昨年の勝ち馬も同産駒のアドマイヤマーズ。脚質的にも似た存在で、先行馬が簡単に止まらない今の馬場は合いそう。山下助手を直撃すると、「馬格があってしっかりしているし、ダイワメジャーらしい力強さがありますね」というコメント。500キロ近くある迫力十分の好馬体からも、父の良さを受け継いでいるようだ。

 前走のD杯2歳Sは、好位から伸びきれず3着。それでも、インをロスなく立ち回った差し馬が上位になった展開を思えば、悲観する内容ではない。加えて、最大目標の一戦に向けて、中間は攻めの姿勢を貫いているのは強調材料。1週前はCWコースの3頭併せで一杯に追われて、6ハロン79秒8-11秒8の猛時計。年長馬で重賞ウイナーのトロワゼトワルを豪快に抜き去った。「初めてあそこまでやりました。まだ伸びしろがあるなかで、あれだけ動けますからね」と同助手。まさに勝負仕上げで、デビュー以来最高のデキで臨めそう。

 今回、人気が予想されるライバル勢は末脚を伸ばすタイプが多く、「ゲートセンスが良く、操縦性が高い」と山下助手が話すセールスポイントが生きそう。展開面で優位に立てそうで、確実に上位争いに顔をのぞかせてきそうな1頭だ。 (斉藤弘樹)



朝日杯FSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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