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【ズバリ!調教診断】クイーンS ヴィクトリアマイルで苦杯をなめたアノ馬が巻き返しムード!福島牝馬S以来のディープインパクト産駒も好気配!

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日曜日に行われるクイーンSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


サトノガーネット
19日に函館Wで5Fから上々のタイムをマーク。同じく函館Wで行われた今週の追い切りでは、4Fから楽な手応えのまま走り抜けた。四肢の可動域が広く、回転力も豊富。首もしっかりと使えており、これといった減点材料は見当たらない。あとは、札幌への輸送をクリアできるかどうか。それが最大の焦点となる。

リリックドラマ
札幌移動後はダートコースで調整。今週の併せ馬では、先行した1勝クラスを内からキッチリとらえて併入。ほぼ狙い通りの調教を消化しているように映る。一方で、タイム自体は凡庸。そのあたりを踏まえると、この程度の内容で留めざるを得ない、余力しか残っていないのかもしれない。相手強化の重賞では割引が必要だろう。

フロンテアクイーン
札幌入厩後、ダノングレースと2回併せて、ともに劣勢だったが、時計的には十分走っている印象。芝コースで行われた今週の3頭併せでは、少し促されると良い反応を示し、2頭の間を割って最先着を果たした。少し掛かる気配が出ている点は気になるが、約2カ月半ぶりの休み明けを加味すれば、合格点の仕上がりではないか。


ダノングレース
札幌競馬場に入ってからの調整は順調そのもの。ダートコースで実施した2週前と1週前の追い切りでは、フロンテアクイーンを相手に互角以上の走りを披露。芝コースで行われた今週の併せ馬では、2勝クラスを無理なく制した。小気味良いリズムカルな脚さばきはなかなかのもの。気配の良さが目立つ1頭だ。

メイショウショウブ
函館Wで実施した1週前追いは、終いまでしっかり攻めて上々のタイムをマーク。札幌に場所を移して行われた今週の追い切りは、4Fから感触を確かめる程度の内容だったが、この馬とすれば落ち着いた走りを見せた。楽走だったぶん、前肢の捌きが硬く映る一方で、後肢の可動域は広く、時計以上に前へ進んでいる印象を受ける。テンションを維持できるようなら、一考の余地がありそうだ。

スカーレットカラー
栗東CWでしっかり負荷をかけた調教を積んだのちに札幌入り。芝コースで行われた今週の追い切りは確認程度の内容ながら、ラストにかけて好反応を示した。ただ、栗東調整時と比べて頭の位置が高い点は気がかり。そのぶん、推進力が上に逃げているように映る。四肢の可動域が広いところは好感が持てるものの、勝ち切るまではどうか。△評価が正解とみる。

シャンティローザ
最終追いは札幌芝コースで上がり重点の調整。回転鋭いフットワークを駆使して、上々の伸びを見せた。気難しい面を出すシーンもあったが、許容範囲の類。鞍上に軽く促されると、素早く手前を替えてギアチェンジしているように、気配は決して悪くない。あとは実戦で気分を損ねず走れるか否かが、キーポイントとなろう。

フィニフティ
今週の追い切りは函館Wで併せ馬を実施。序盤は抑え気味に運んでいたものの、直線に入り手綱を緩めると、テンポのいい走りでゴール前に近づくにつれて加速。僚馬を置き去りにした。札幌までの輸送、実戦での折り合いという課題を抱えているが、それを差し引いても良い攻めを消化している印象。軽くは扱えない1頭だ。

リンディーホップ
最終追いは札幌芝で2勝クラスを相手に併せ馬を実施。キッチリと追走先着を果たした。ややモタつき気味で、もう少し手足の運びに素軽さが欲しいが、スピードに乗ってからの力強いフットワークは見どころがあった。デキ落ちの様子はなく、あとは力関係がどうかだけ。

ウインファビラス
この中間は函館Wで調整を積んでいるものの、調教巧者の同馬にしては時計が詰まってこない印象。最終追いは終いだけサラッと伸ばす内容だったが、鞍上の合図に対する反応が少々鈍く、いい頃と比べて物足りない印象。完調にはひと息のように映る。

エイシンティンクル
栗東でしっかりと時計を出してから札幌に移動。ただ、入厩後の時計は24日の芝コース1本のみ。それもラスト1Fを流す程度の内容。軽めの調整が合うタイプではあるものの、評価するに悩ましい。動き自体は悪くないので、大きな減点材料とは言い切れないが、タフな競馬になった際に、ラストが甘くなる可能性もある。その点は頭に入れておくべきだろう。


ウラヌスチャーム
1週前に坂路で3頭併せを実施。1頭に追走遅れを喫したものの、渋い馬場で4F52秒8なら悪くない内容。札幌芝コースに場所を移して行われた今週の追い切りでは、キッチリと追走先着&上々のタイムをマークした。少し力強さを欠くようにも映るが、加速がついてからの動きは至ってスムーズ。力を出せる仕上がりにある。

ミッキーチャーム
札幌芝で行われた1週前追いでは、6Fから攻めて及第点の時計を記録。同じく芝コースで実施した最終追いでは、5Fからキビキビとした走りを披露した。掛かる気配を出しているものの、状態が悪いようであれば、2週続けて負担を強いる調教を施すことはないはず。滞在効果はテキメンで、巻き返しムードが漂う1頭だ。

カリビアンゴールド
19日に函館Wで合格点のタイムをマーク。札幌芝で行われた最終追いでは、お釣り残しで上々の時計を記録した。ジョッキー騎乗とはいえ、中2週かつ札幌への移動を挟んだ牝馬とは思えないほどの活気がある。気配の良さを活かせるようなら、上位を脅かす存在になりそうだ。



ウマニティ重賞攻略チーム

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