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重賞でメジャー種牡馬のワンツー決着は珍しくないが、ランキング下位の種牡馬によるものはないに等しい。ところが、4月のGIIニュージーランドTで天下の珍事が起きた。これまで重賞勝ち馬すら出ていなかったショウナンカンプ産駒。そのワンツーで決まったのだ。しかも2頭とも同じ馬主だった。
ショウナンカンプのGI勝ちは、高松宮記念(2002年)だけ。さらにサクラバクシンオー産駒ということもあって人気がなく、配合するのはもっぱら“ショウナン”のオーナーと零細牧場だった。08年の生産頭数はわずかに2頭。2011年は持ち直したものの27頭しかいなかった。そのなかの2頭が1、2着したのだ。
勝ったショウナンアチーヴの母ショウナンパントルは、サンデーサイレンス産駒で2004年の阪神JFを勝ち、最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝。近親にはザッツザプレンティ(菊花賞)、ディープブリランテ(日本ダービー)、バブルガムフェロー(天皇賞・秋)といった一流馬がずらりといる。
そんな名牝にショウナンカンプを配合することは、マーケットブリーダーなら考えられないだろう。まさにオーナーブリーダーの愛馬配合以外の何ものでもないが、サラブレッドはそんな配合から意外な大物が誕生し、進化に貢献してきた歴史がある。3冠馬オルフェーヴルの母の父メジロマックイーンがそのいい例だ。もしショウナンアチーヴが勝てば、サクラユタカオー、サクラバクシンオー、ショウナンカンプに次ぐ、内国産4代のGI勝ち馬が誕生することになる。
対するメジャー種牡馬の筆頭格、ディープインパクトの産駒は5頭登録してきた。ミッキーアイルはマイルの重賞を2連勝中で、血統も素晴らしい。サトノルパンも兄にリディル、クラレントがいる。さすがに良血ぞろいだ。ロサギガンティアは皐月賞で10着に敗れたが、フジキセキ産駒はNHKマイルCに強い。巻き返しはあると考えておきたい。
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