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【朝日杯FS】最新ナマ情報

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【朝日杯FS】最新ナマ情報

◆藤沢和師「いい枠」〔5〕コディーノ 「ウィリアムズが何とかする」〔12〕フラムドグロワール 

 1995年バブルガムフェロー以来、2度目の朝日杯FS制覇を目指す藤沢和厩舎は、コディーノが〔3〕枠5番、フラムドグロワールが〔6〕枠(12)番に決まった。「コディーノは、中山千六だから、(5)番はいい枠だね。フラムドグロワールも先行力があるし、(12)番なら鞍上のウィリアムズが何とかするだろう」と、藤沢和調教師は余裕の表情だ。金曜朝は2頭ともに美浦Wコースに入り縦列調教で3ハロンを41秒4、ラスト13秒9という藤沢和厩舎流の通常メニューを消化した。コディーノは横山典騎手を背に気合十分で、弾むようなフットワークだ。フラムドグロワールも落ち着いており、重心がブレず安定したフォームだった。

◆トップ真ん中歓迎〔9〕エーシントップ〔15〕マイネルエテルネル 

 西園厩舎の2頭、3連勝で京王杯2歳Sを制したエーシントップは真ん中の〔5〕枠(9)番。小倉2歳S勝ちのマイネルエテルネルは〔8〕枠(15)番と外めが当たった。

 枠順を確認した西園調教師は「エーシンは極端な内枠はイヤだった。ここなら周りを見ながら出て行けるのでいいだろう。エテルネルは初めてのピンク帽。試練やね。中山のマイルで外枠は乗り難しいけど、これを克服して少しでもいいレースをしてほしい」と2頭の健闘を願う。

◆希望通り偶数枠〔8〕クラウンレガーロ

 1997年の優勝馬グラスワンダーを父に持つクラウンレガーロは、〔4〕枠(8)番と希望通りの偶数枠が当たった。金曜は栗東坂路で1ハロン17秒平均のキャンターを1本。少し小ぶりだが、栗毛の馬体は父をほうふつさせる。

 日吉調教師は「体を大きく見せているので状態はいいと思う。内過ぎてゴチャつくことを考えれば、この辺りでいい。ここを目標にしっかりと仕上げてきたので、それに馬がこたえてくれればいいですね」と悔いのない仕上げで大一番に送り出す。

◆距離延長もOK〔6〕ラブリーデイ

 京王杯2歳S2着のラブリーデイは〔3〕枠(6)番と好枠をゲット。輸送前日の金曜は栗東坂路1本で4ハロン58秒3(ラスト1ハロン14秒4)と強めのキャンターで調整を終えた。

 「追い切り後も順調。センスが良くて競馬も上手なので、ここなら悪くないでしょう。1ハロンの距離延長も大丈夫。これからの馬だと思っているけど、(今回も)伸びしろはまだ見込める。ここでもチャンスはあると思う」と兼武調教助手は上位争いを期待する。

◆太めも心配なし〔14〕ロゴタイプ

 ひと息入ったベゴニア賞をプラス18キロの馬体重ながら快勝したロゴタイプは、〔7〕枠(14)番に決定した。「前走のように、スタートが決まれば特に問題はないでしょう」と、田中剛調教師は悠然と構える。気になる馬体重に関しては「人間で言えば、“超回復”ですね。夏場からしっかりと負荷をかけてきた成果が出たんだと思います」と、愛馬の成長ぶりに自信をもっている様子だ。金曜朝は美浦・北の角馬場とBコース(ダート)1周半のメニューで、しっかりと負荷をかけた。

◆前走の再現狙う〔2〕ネオウィズダム

 2010年のグランプリボスに次いで朝日杯FS2勝目を狙う矢作厩舎が送り込むネオウィズダムは〔1〕枠(2)番に入った。金曜は栗東坂路1本で4ハロン67秒2(ラスト1ハロン15秒0)。キビキビとした動きが身体能力の高さをうかがわせる。「ここならロスなくレースを運べる。前めでスムーズな競馬ができれば」と安藤調教助手は2番手から抜け出した前走の再現を狙う。

◆大外も道悪なら〔16〕ノウレッジ

 京王杯2歳S5着ノウレッジは、大外〔8〕枠(16)番。中山マイルの大外枠は不利とされているが、陣営に落胆の色はない。「馬の状態はグンと良くなっていますし、それが何より」と、三浦調教助手は状態の良さに胸を張る。「土曜にひと雨降るようですし、馬場がしぶって他の馬が苦にするようなら面白い。ウチのはダートでも走れる馬。時計がかかっても大丈夫ですから」と、勝算ありの表情だ。

◆重賞勝ち実力馬、枠も体調もよし〔4〕テイエムイナズマ

 デイリー杯2歳S勝ちのテイエムイナズマは〔2〕枠(4)番。前に壁を作って競馬したいだけに、いい枠を引き当てた。金曜は栗東の角馬場で入念に体をほぐして調整した。

 福島信調教師は「偶数の内なので言うことないね。前走は出遅れてポジションを取りに行った分の負け。仕方ない。状態はいいので、ゲートさえ出てくれれば…」と五分の発馬で巻き返しを図る。

◆領家師&岩田でセイウン再現だ〔11〕アットウィル

 2008年の覇者、セイウンワンダーと同じ領家&岩田康コンビで2歳王者を狙うアットウィルは〔6〕枠(11)番とやや外めを引いた。金曜は栗東CWコースで調整した。

 「コースでキャンターをやった。順調や。(枠順の)(11)番は気にしてへんし、ジョッキー(岩田康騎手)がこの馬のことをわかっているから全部任せている。ただ、雨はあんまり良くないな」と領家調教師は良馬場を希望する。

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