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天皇賞・春の勝ち馬を探す『東西現場記者走る』は5日目。東京サンスポの板津雄志記者(36)は29日、重賞戦線を勝ちまくる4歳世代の1頭、シュヴァルグランに注目した。日経新春杯2着から前走の阪神大賞典をV。その軌跡は2008年に勝ったあの馬に似ている。
今年、1800メートル以上の古馬芝重賞(牝馬限定を除く)の勝ち馬を年齢別で分けると、やっぱりな-という結果が出た。11戦のうち4歳が断トツの7勝。他は5歳が2勝で6、7歳が1勝ずつ。ドゥラメンテを筆頭とする現4歳は本当に強い。
であればシュヴァルグランに注目したくなる。クラシックには縁がなかったが、昨秋から頭角を現し、前走では3000メートルの阪神大賞典を圧勝。その姿は真のステイヤーという言葉がピッタリだった。母ハルーワスウィートの産駒を5頭すべて管理する友道調教師に話を聞くため、朝イチで坂路小屋(坂路の監視所)に向かった。
「この母親は種馬の良さを出すタイプだね。ハーツクライ産駒のシュヴァルグランはいかにもステイヤーという体つき。(ディープインパクト産駒の)ヴィルシーナとはひとつも似ていないよ」とトレーナーは苦笑まじりに説明。牝馬3冠戦をすべて2着で駆け抜けた半姉とは、成長曲線も全く違うという。
「シュヴァルグランは体が弱くて昨年は無理をさせなかった。12月のオリオンSを勝ったときに、騎乗したルメールが『来年のダービーが楽しみ』って2歳馬と勘違いしていたんだよ」
つまり、まだまだ完成途上ということ。言い換えれば、相当な伸びしろを残しているのだ。一戦ごとの上積みは大きく、前走の阪神大賞典よりもさらにいい状態であることは、珍しく目立つ動きを見せた最終追い切りからもうかがい知れる。
「夏から使い出して軌道に乗り、日経新春杯を負けて阪神大賞典を勝った過程はアドマイヤジュピタと同じ。あのときと上昇曲線は似ているね」とトレーナー。2008年の春の天皇賞馬と重なるシュヴァルグランはやはり侮れない。
この日の午前中に記者は京都競馬場へ移動し、ひと足早く到着した関東馬3頭の気配をチェック。あすはいよいよ結論だ。
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