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春の短距離王を決める高松宮記念の追い切りが20日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われ、前走の京都牝馬Sで重賞初勝利を飾ったソーダズリング(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)が坂路で躍動感あふれる走りを披露し、サンスポ調教評価は最高の『S』となった。手綱を取った武豊騎手(55)=栗東・フリー=も満足げな表情で、一気のGⅠ初制覇へ意欲を示した。
◇
春の嵐が波乱を呼ぶ?! 強風をものともせず、ソーダズリングがあふれんばかりのスピードを披露。確かな手応えをつかんだ武豊騎手は、満足げな笑みを浮かべた。
「単走で、そんなに強くやらなくても(いい)という感じでしたが、思ったよりも時計が出ちゃいましたね。いい動きでしたよ、相変わらず」
直前に強い雨が降り、湿った馬場の中、前半から軽快に飛ばしていく。ピッチの利いた走りで直線へ。鞍上の手綱は動かないままでも、シャープに伸びてフィニッシュ。2ハロン目から12秒7─12秒2─11秒7と見事な加速ラップを刻み、全体も4ハロン50秒9の好タイムでまとめた。1週前にも坂路併せ馬で4ハロン51秒4─12秒3を馬なりでマークして1馬身半先着していて、文句なしの最高『S』評価となった。
前走の京都牝馬Sは初の1400メートル戦だったが、道中は追走に苦労することなく進んだ。折り合い面で進境をみせ、直線は名手のゴーサインに応えて鋭伸。昨年の高松宮記念2着馬で、今回も有力馬のナムラクレア(2着)を振り切った。3歳時はオークス(8着)にも出走し、マイル以上で走っていたが、距離短縮でつかんだ重賞初勝利。レース直後に名手が高松宮記念行きを進言。「次はどこに(行くか)となったときに、高松宮記念がいいかなと思いました。マイル以下なら、折り合いも気にしなくていい」と意図を説明した。
管理する音無調教師にとっては、このレース3勝目がかかる。厩舎にとってのGⅠ初制覇だった2006年のオレハマッテルゼも同じく1400メートル(阪急杯3着)からの距離短縮で戴冠。初の1200メートル戦という点も同じだった。指揮官は「あのときも短くして勝てたからね。ソーダズリングはスピードがある。スタートもいいですよ」と再現を期待した。
マジックキャッスル(愛知杯)、ソーヴァリアント(チャレンジC)ときょうだいに重賞勝ち馬が2頭いる良血馬が、オークス以来のGⅠ挑戦。武豊騎手は「1200メートルのスペシャリストが集まっているので、どこまでやれるか」と言いつつ「不安より楽しみのほうが大きいです」とキッパリ。過去8戦中、7戦でコンビを組むレジェンドを背に、尾張で天下を取る。(山口大輝)
■武豊騎手TALK
──改めてソーダズリングのいいところは
「乗り味がすごくいい。フットワークがよくて、デビュー(当初)から期待していた馬です。競馬が上手で、癖のない馬ですからね」
──前走の京都牝馬Sで重賞初制覇
「初めての1400メートルでしたが、いい内容でしたし、結果も出ましたからね」
──距離を短くしながら成績が上向いてきた
「(昨秋初戦の)ローズSがダメ(芝1800メートル、8着)で、マイルに切り替えたのが、いい方に出ましたね」
──どのあたりに成長を感じるか
「デビューも遅かった(昨年2月)ですし、今は全体的にしっかりしています」
■1200m未勝利でVは過去7頭 ソーダズリングは今回が初の1200メートル戦。過去、同距離初出走か未勝利で高松宮記念を制した馬は7頭いる。2006年勝ち馬オレハマッテルゼは、ソーダズリングと同じ音無厩舎に所属。デビュー当時から1600~2000メートルを中心に使われて、6歳で高松宮記念に初参戦するまで1200メートルを走ったことがなかった。ソーダズリングも先輩に続き、初距離でGⅠ初勝利となるか。ちなみに音無厩舎はオレハ以外に、20年にもモズスーパーフレアで高松宮記念を制している。
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