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【血統アナリシス】菊花賞2023 昨年はディープインパクトが最多勝記録を更新

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【血統アナリシス】菊花賞2023 昨年はディープインパクトが最多勝記録を更新


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は菊花賞2023・血統予想をお届けします!


種牡馬として最多5勝を誇るのが、自身も2005年に菊花賞を制したディープインパクト。次点もサンデーサイレンスが4勝で続くことを考えると、日本競馬史に偉大な功績を残したリーディングサイアーには敬意を払うべきだろう。なお、サンデーサイレンスは母の父としても3頭の勝ち馬を出しているため、今後は「母の父ディープインパクト」の動向も注視する必要があり、すでに2017年キセキによって1勝目を飾っている。

ほか、1996年の勝ち馬ダンスインザダークが種牡馬として3頭との父子制覇を果たしているが、同種牡馬の全弟トーセンダンスも2009年3着ユウキソルジャーを出した。2015年1着キタサンブラックは、その父ブラックタイドディープインパクトの全兄であることを考えると、菊花賞で顕著な活躍をみせる種牡馬に所縁ある血統背景を持つ馬にも相応の評価が必要かもしれない。

サトノグランツは、父サトノダイヤモンド×母チェリーコレクト(母の父Oratorio)。いまでこそ菊花賞で最多5勝を誇るディープインパクトだが、その1勝目を飾ったのが父サトノダイヤモンドであった。本馬は全4勝が外回りコースであるように、父系だけでなく母系のNijinskyを基調とした配合などからも、伸び伸びと走れる広いコースが合うタイプ。すでに神戸新聞杯で父系3代制覇を果たしたが、菊花賞でも同偉業の達成に期待が高まる。


ソールオリエンスは、父キタサンブラック×母スキア(母の父Motivator)。父は15年の勝ち馬で、現役時は天皇賞(春)の2連覇など、京都は4戦4勝の巧者だった。なお、その父の菊花賞勝利から京都開催時はブラックタイドディープインパクト兄弟の血を引く馬が6連勝中であることも念頭に置くべきだろう。また、本馬は母の父Motivator、2代母の父系祖父Rainbow Questと直近2年の勝ち馬の「母の父」を母系で併せ持つ配合も興味深い。

タスティエーラは、父サトノクラウン×母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ)。京都で負け知らずの戦績を残した「父」と「母の父」を掛け合わせた配合が心強く、後者においては01年菊花賞の勝ち馬でもある。本馬は日本で牝系を広げるクラフテイワイフを牝祖とする一族だが、同牝系は京都巧者も多く出しており、カンパニートーセンジョーダンはG1でも好走。初年度産駒からダービー馬を出した父に、さらなる箔を付けるか要注目。


【血統予想からの注目馬】
サトノグランツ ⑭ソールオリエンス ⑦タスティエーラ


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