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《栗東》サンスポ杯阪神牝馬Sを制したマスクトディーヴァ(辻野、4)は、CWコースで3頭併せ。馬なりでラスト1ハロン11秒5(6ハロン84秒7)でシャープに駆け抜け、中ブリックワーク(未勝利)と併入、外ロードオルデン(2勝)に半馬身先着した。辻野調教師は「ある程度体を動かして負荷をかけていきましたが、動きはしっかりしていました。息の入りもいいし、1週前としてはいい追い切りができました」とうなずいた。
同5着ドゥアイズ(庄野、4)は、新コンビを組む鮫島駿騎手を背にCWコースで単走。一杯に追われてラスト1ハロン11秒6(6ハロン84秒0)で鋭い伸びを披露した。鞍上は「折り合いの難しいところがあると聞いていましたが、スムーズに折り合ってしまいは切れましたね。残り1週間、冷静に向かっていければ」と好感触をつかんだ。
中山牝馬Sを勝ったコンクシェル(清水久、4)は、CWコースでフルメタルボディー(2勝)を大きく追走する形。ゴール前で仕掛けられると、ラスト1ハロン11秒3(6ハロン81秒1)の好時計で併入した。本田助手は「無理せず、この時計ですしね。帰厩してからも元気がいいし、カイバもバリバリ食べています。順調に来ています」と話した。
大阪杯8着スタニングローズ(高野、5)は、西村淳騎手がまたがって坂路で単走。一杯に追われて、4ハロン54秒3-12秒0でパワフルに駆け上がった。高野調教師は「リズム良く行ってためる時間を作り、少し反応を見る感じでやりました。予定通りの調教ができて、非常に良かったと思います」と納得の表情をみせた。
同13着ハーパー(友道、4)は、2週連続で池添騎手を背にCWコースで3頭併せ。一杯に追われてラスト1ハロン11秒3(6ハロン83秒0)を計時し、中セレシオン(3勝)に1馬身半、外メリオーレム(3歳OP)に2馬身遅れた。鞍上は「1週前なので、ある程度しっかりやりました。併せた2頭が動いていたので詰め切れませんでしたが、先週よりフットワークも良くなっています」と上昇ぶりを伝えた。