まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
クラシック3冠初戦、皐月賞(14日、中山、GⅠ、芝2000メートル)の追い切りが10日、JRA美浦トレーニングセンター(茨城県美浦村)で行われた。昨年のホープフルステークスを優勝したレガレイラ(美浦・木村哲也厩舎、牝3歳)が、ウッドチップ(W)コースでスピード満点の走りを披露。3カ月半の休養明けでも仕上がりは申し分なく、1948年ヒデヒカリ以来、76年ぶり3頭目の牝馬Vに向けて視界は良好だ。
◇
76年の空白を埋めてみせる。史上3頭目の牝馬戴冠へ、レガレイラが美浦Wコースで躍動した。
寒の戻りの引き締まった空気のもと、リアグラシア(3勝)を2馬身追いかけてペースを上げていく。手綱を持ったままでも素晴らしいスピードの乗りで僚馬に楽々と並びかけ、6ハロン83秒8-11秒3で半馬身先着した。ゆったりとした見た目以上にタイムは速く、文句なしの仕上がりだ。
「指示通りに折り合うか、合図を出せば出ていけるかを見たかった。最後の強弱は乗り手に一任したが、おそらく追う必要はないと思っていた。結果的にハンドライド(鞭を使わずに追う動作)する必要もなかった」
プレッシャーをかけることもなく満点の脚さばきを引き出した好調教に、木村調教師は相好を崩した。3カ月半の休養明けでのぶっつけ本番は年初からのプラン通りで、「1回1回の競馬における消耗度は近年、大きくなっていると思っている。これから先も競馬は続くので、休みをもらって使えるのはネガティブにとらえていない」と前を向く。
牝馬であれば同性同士で戦える1600メートルの桜花賞に向かうのが通例。しかし、陣営にとっては冷静に適性を見極めたうえでの挑戦だ。デビューから一貫して牡馬相手に1800メートル以上のレースに出走。今回と同舞台の前走・ホープフルS優勝後に馬主の(有)サンデーレーシング・吉田俊介代表は「距離は長い方がいい。来春は皐月賞の選択肢を取る可能性が大きい」と発言。早くからこの舞台を見据えており、さらに2400メートルに延びる日本ダービーも視野に入れている。
トレーナーは「彼女のパーソナリティーとしては非常に孤独に強い。マイペースで、ひとりで平気でいられる」とメンタルの強さを強調。前走は内から馬体をぶつけてきたシンエンペラーを、逆にはじき返した。強豪牡馬にひるまないずぶとさは、頼もしい限りだ。
過去に皐月賞を制した牝馬は1947年トキツカゼ、翌年のヒデヒカリの2頭だけ。牡馬斬りのドラマは76年間も達成されていない。歴史を塗りかえる挑戦へ、「ファンの皆さんに喜んでいただきたい。そのためには新しいことへのチャレンジの部分もやっていかなければならない」と指揮官は気持ちを高ぶらせる。いざ決戦。革命女子がターフに楔を打ち込む。(内海裕介)
◆クラシックとは 競馬の伝統的な競走を指し、日本では桜花賞、皐月賞、優駿牝馬(オークス)、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の総称。3歳馬だけが出走できるレースで、イギリスの体系にならって創設された。特に皐月賞、東京優駿、菊花賞を「クラシック3冠」と呼び、優秀な種牡馬や繁殖牝馬を選定する観点から牡馬、牝馬の両方が出走できる(騸馬=去勢馬は出走不可)。桜花賞、オークスは牝馬限定で行われる。
■注目記事【朝日杯FS2024】トッププロ厳選の穴馬! 上位勢は不安? 前走一変で期待の1頭を発表
■新着記事【朝日杯FS2024】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) アルテヴェローチェ 3連勝でのG1獲りに向けて視界良好!
■おすすめ【川崎・全日本2歳優駿2024】無傷3連勝で世界へ! 2番人気の牝馬ミリアッドラヴが早め先頭から押し切る
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|