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バウルジャン・ムルザバエフ(30)=カザフスタン出身、ドイツ拠点=騎乗で、2番人気のヒンドゥタイムズが重賞初制覇。中団追走から直線で力強く脚を伸ばして、内から迫ったカテドラルとの競り合いをハナ差で制した。管理する斉藤崇史調教師(40)=栗東=は、18日の京都牝馬S(ララクリスティーヌ)に続き、自身初の2日連続でのJRA重賞制覇となった。1番人気のレッドランメルトは10着。
■ヒンドゥタイムズ 父ハービンジャー、母マハーバーラタ、母の父ディープインパクト。鹿毛の騸7歳。栗東・斉藤崇史厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。戦績19戦6勝。獲得賞金1億9568万6000円。重賞は初勝利。小倉大賞典は斉藤崇史調教師、バウルジャン・ムルザバエフ騎手ともに初勝利。馬名は「曲名。母名より連想」。
◆ムルザバエフ騎手(ヒンドゥタイムズ1着)「直線で先頭に立つのが早くて物見しましたが、内から馬が来てくれて接戦になりました。たくさんチャンスをいただいて、オーナーや厩舎関係者に感謝したい」
◆団野騎手(カテドラル2着)「思った通りのコース取りでしたが、最後は内と外の差が出ました」
◆菱田騎手(バジオウ3着)「右回りを続けて使っていたのでコーナリングは終始スムーズで、プラン通りのレースができました」
◆丹内騎手(ロングラン4着)「スムーズな競馬ができました。差がないだけに悔しいです」
◆丸田騎手(ホウオウエミーズ5着)「3、4コーナーでハミを取ってくれて最後はいい伸びだったんですが…」
◆吉田隼騎手(レッドランメルト10着)「パワー型でいいかなと思っていたんですが、推進力がなくなってしまい残念です。いい馬場でやりたかった」
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