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【ズバリ!調教診断(最終版)】日経新春杯2023 明け4歳勢が好仕上がりをアピール!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】日経新春杯2023 明け4歳勢が好仕上がりをアピール!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は日経新春杯・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる日経新春杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ヤマニンゼスト【A】
栗東CW単走(11日)。手前替えが少し早かったものの、折り合いは欠いておらず、深刻に捉える必要はなさそう。中盤を過ぎたあたりで、鞍上が軽く促すときちんと反応。首をしっかり使った走りは見映えが良く、ガッツリ追えば弾けそうな余韻を残しているのもいい。好気配。


ヴェルトライゼンデ【B】
栗東坂路併走(12日)。中盤あたりまでは顔が若干右に向いていたが、促されつつ真っすぐに。首をしっかり使えているし、四肢のさばきも力感十分。ジャパンカップの中間時に比べると、動きの質は若干落ちるが、大きく割り引くほどでもない。及第点の仕上がりだろう。

ロバートソンキー【B】
美浦坂路併走(11日)。本番と同じ左回りでの稽古にもかかわらず、コーナーでは逆手前。その点は気がかりだが、直線を向いてからの走りは伸びやかでパワフル。活気も十分すぎるほど。コーナーでの手前がまともなら、優にA判定の内容だった。

ハヤヤッコ【C】
美浦南W併走(12日)。3頭併せの真ん中から外の馬を目標に追いかけるも、ズブい面を見せて後れを取った。ただ、稽古も実戦もムラ駆けタイプ。体の使い方は悪くなく、馬の気分によるところが大きい。当欄の判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再検討の必要があるかもしれない。

モズナガレボシ【F】
栗東坂路単走(12日・映像なし)。1週前のCW追いでは、鞍上の仕掛けに対する反応が若干鈍かったものの、道中は全身を使ったフォームでリズム良く走れていた。それだけに、当該週の動きを確認できないのは残念な限り。今回はF判定としておきたい。

ダンディズム【B】
栗東坂路併走(11日)。1週前にCWで負荷をかけた稽古を消化し、当該週は坂路で軽め。併走馬の動きがさほど良くなく、それに歩調を合わせていたため、見た目は地味。ただ、この馬らしい体幹しっかりのフットワークで走れてはいた。それなりに動ける態勢と判断したい。

プライドランド【C】
栗東坂路単走(11日)。ブレの少ないフォームではあるものの、四肢の可動域が狭く、全体的にこぢんまりとした走り。それもあってか、鞍上が仕掛けてもグンと伸びる感じはない。脚元の力感も薄く、何か物足りなさを覚える内容。評価を上げるには躊躇してしまう。

ヴェローナシチー【A】
栗東坂路単走(12日)。混雑する時間帯ということもあって、左右に進路を変えながらの登坂。それでも気勢を損なわず、ラストはラチ沿いを通る形で鋭く脚を伸ばした。不真面目な面を出さず、最後まで集中力を保っていたことも好印象。高く評価したい1頭だ。

プリマヴィスタ【B】
栗東CW単走(11日)。長めから一定のスピードを保つ調整。直線を向いて鞍上が手前替えを促すも、なかなか替わらず最後まで右手前のまま。その点は気になるも、集中力は途切れておらず、ゴール前の反応も悪くなかった。この馬なりに順調だろう。


キングオブドラゴン【B】
栗東E単走(11日)。物見がちで、鞍上が促してもなかなか手前を替えない。その点はいただけないが、トビの高い走りは健在。手前を替えたあとの反応も悪くなかった。体調自体は良さそうなので、あとは実戦での制御次第。ジョッキーが上手にコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。

イクスプロージョン【C】
栗東CW併走(12日)。コーナリングは悪くないのだが、直線を向いて追い比べになってからの反応はひと息。鞍上が懸命にシゴくも、鋭さを欠いてジリ脚気味。ただ、ゴール板を過ぎたあともガッツリと追われていた。この1本でどこまでピリッとしてくるか。当日の気配を注視したい1頭ではある。

プラダリア【A】
栗東坂路単走(11日)。整える程度の内容ながら、体軸がしっかりした安定感のあるフットワークで登坂。折り合いを欠くことなく、リズム良く走れている。同じ休み明けでも、気の抜けたような感じだった神戸新聞杯当時に比べると、今回のほうが気配は良く見える。上々の仕上がり。

アフリカンゴールド【C】
栗東CW併走(11日)。フォームを崩さず、最後まで走ることはできていた。反面、いい頃に比べるとトビが低く映り、鞍上の仕掛けに対する反応も薄め。まだ良化の余地を残しているように思える。このひと追いでどこまで変わってくるか、という塩梅ではないか。

サンレイポケット【C】
栗東坂路併走(12日)。低い重心を保ち、いい競り合いをしていたが、最後は脚勢を弱めてしまい、体勢不利の形でゴール。セーブ気味の内容とはいえ、詰めの甘い競馬が続いている現状を思うと、もう少しネジを締めて欲しかったような気も。重い印は打ちづらい。


【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。1番手は⑧ヴェローナシチーとする。鞍上の指示に抵抗するケースも少なくない馬が、最後まで集中力を保っていたことは何より。菊花賞当時より反応面も良化している。いい雰囲気で本番に臨めそうだ。

休み明けを感じさせない動きが目を引く①ヤマニンゼスト、⑫プラダリアらも差はない。

<注目馬>
ヴェローナシチー ①ヤマニンゼスト ⑫プラダリア

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