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国分恭騎乗の12番人気アフリカンゴールドが、鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇。半兄にドバイワールドC勝ち馬アフリカンストーリーを持つ良血馬が、7歳でタイトルを手に入れた。2着に8番人気タガノディアマンテ、3着に6番人気サンレイポケットが入り、3連単は67万9100円の波乱となった。
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冷たい雨が降り続いた仁川で、アッと驚く逃走劇だ。7歳馬アフリカンゴールドが、12番人気の低評価を覆して重賞初制覇。マイペースの独り旅に導いた国分恭騎手が笑顔で声をはずませた。
「今でも(勝利を)確信できていないぐらいうれしいです。ペースも速くなかったので、後ろの馬が来そうだというのを頭に入れて、踏み遅れないように考えていました。ありがとう、という言葉しか出てこないです」
西園正調教師との事前の打ち合わせ通り、自らペースをにぎってのレース運び。前半1000メートル通過61秒7と、稍重馬場を考慮しても、ゆったりとした流れを演出した。直線入り口でも1馬身以上のリードを保ったまま。鞍上の懸命の左ムチに馬も応え、1馬身1/4差をつける完勝だった。
デビュー14年目の鞍上は、今年の初勝利が重賞V。初コンビを組んだ3走前のオクトーバーSは16番人気で8着、続く中日新聞杯は17番人気で2着、前走の日経新春杯は12番人気で5着。人気以上の着順に導き続けて、2018年マーメイドS(アンドリエッテ)以来となるJRA重賞3勝目をつかんだ。「成績のよくない僕を乗せ続けてくれて本当に感謝しかないです。恩返しがしたかったので、よかったです」と殊勲のジョッキーが語れば、西園正調教師も「手が合っていたんだろうね。うまく乗ってくれました」と好騎乗をたたえた。
半兄アフリカンストーリーは、14年ドバイワールドCを7歳で制覇。晩成の血が開花の時を迎え、「今が遅咲きのピークかもしれないね。GIIを取ったら、GIに行くしかないね」と指揮官のトーンも上がる。今後は大阪杯(4月3日、阪神、GI、芝2000メートル)を目標に、その間に一戦挟むかなど、オーナーと相談して決められる。
鮮やかな逃げ切りで、地力を強く印象付けた今回の一戦。芝の中距離路線に名コンビ誕生の予感だ。(山口大輝)
■アフリカンゴールド 父ステイゴールド、母ブリクセン、母の父ゴーンウエスト。栗毛のセン7歳。栗東・西園正都厩舎所属。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社の生産馬。馬主はゴドルフィン。戦績27戦5勝。獲得賞金1億6994万8000円。重賞は初勝利。京都記念は西園正都調教師、国分恭介騎手ともに初勝利。馬名は「アフリカの黄金」。
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