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有馬記念は“ミスターディッセンバー”に乗れ!! 12月のJRA・GIで歴代最多の9勝を挙げるミルコ・デムーロ騎手(42)=栗東・フリー=は、3歳のステラヴェローチェとのコンビで参戦する。12月男&強いと評される3歳世代タッグが、グランプリで大仕事をやってのける。
スポーツ界には、シーズン終盤に無類の強さを発揮するアスリートがいる。最も有名なのは、米大リーグ・ヤンキースなどで2度のワールドシリーズMVPに輝いたレジー・ジャクソンだろう。10月に行われる同シリーズにちなんで、“ミスターオクトーバー”の愛称で親しまれた。
中央競馬にも最終盤に勝負強さを発揮する男がいる。M・デムーロ騎手だ。1984年のグレード制導入後、12月のJRA・GIで歴代最多の9勝をマーク。今年はステラヴェローチェとコンビを組む“ミスターディッセンバー”が、虎視眈々(たんたん)と一発を狙っている。
「寒いのはキライ。(好成績の要因は)いい馬に乗せてもらっているからですね。気持ちは変わらない。いつも勝ちたい思いが強い」
イタリア出身の42歳。“12月男”の異名には苦笑いを浮かべたが、いてつくような寒さが、勝利への執着心をさらに高ぶらせる。今年も12日の阪神JFをサークルオブライフで制し、通算34個目のGIタイトルを獲得。18日にはミスニューヨークでGIIIターコイズSを制するなど、右肩上がりに調子を上げている。
有馬記念は2010年に、同年の皐月賞馬ヴィクトワールピサで制覇。初めてコンビを組み、3歳ながら年長のGI5勝ブエナビスタ(当時、のちに通算6勝)、連覇を狙ったドリームジャーニーなどを撃破したレースは今もよく覚えている。「早めに動いたのが正解でした。自分のリズムで走れていた。ブエナビスタもめっちゃ強かった。勝ったかなあと思っていたけど、写真判定(ハナ差)が長くてイライラしたね」と笑顔で振り返る。
今年の相棒も、同じ3歳で初コンビのステラヴェローチェだ。夏以降の重賞戦線で次々と年長相手に勝利を重ねる3歳世代の一角で、GIは未勝利ながら、皐月賞&日本ダービーで3着、菊花賞で4着。9月の神戸新聞杯では今年の日本ダービー馬シャフリヤールを倒し、重賞2勝目を挙げた実力馬だ。9日の追い切りにまたがり「乗った瞬間、すごくいい馬だと感じた。3歳馬としてメンタル、体ともしっかりしている。2歳から見ていて、ずっと走ると思っていたので、乗れることがとてもうれしいですね」と好感触をつかんだ。
「有馬記念は何回乗っても盛り上がるね。プレッシャーはあるけど、負けたくない。いい結果を出したい」
自他とも認める負けず嫌いは、白い息を弾ませながら意気込んだ。ステラヴェローチェは、イタリア語で『星+速い』という意味。相棒とともに誰よりも速くゴールを駆け抜け、金星をつかむ。(長田良三)
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■ミルコ・デムーロ(Mirco・Demuro)1979年1月11日生まれ、42歳。イタリア出身。94年に同国で騎手デビューし、97年から4年連続でリーディングジョッキーに輝く。99年に短期免許で初来日し、2001年小倉大賞典(ミスズシャルダン)でJRA重賞初勝利、03年皐月賞(ネオユニヴァース)で同GI初制覇。15年3月からJRA所属。21日現在、JRA通算1158勝。重賞はGI34勝を含む102勝。
★21日のステラヴェローチェ…栗東CWコースで調整され、ラスト1ハロンは13秒0と軽く伸ばした。山田助手は「CWコースをメインで長めに乗ってきていますし、息は問題ありません。あと一本(の追い切り)で、体のシルエットがもう少しすっきりしてくればいいですね」と語った。
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