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<栗東トレセン>
クロノジェネシスは、坂路で4ハロン61秒5-14秒1。ゆったりと駆け上がり、最終追い切りに備えた。「いつも通りの調整はできています。日曜にいくらか良くなってきて、体を(うまく)使う雰囲気がようやく出てきました」と斉藤崇調教師。凱旋門賞(7着)からの帰国初戦だが、グランプリ4連覇に向けて視界は広がってきている。
アカイイトは、GI初挑戦のエリザベス女王杯で鮮やかな差し切り。中竹調教師は「前走の前から良くなって、前走後もいい感じできている。先週の動きも迫力があったし、成長期かなと思う」と充実ぶりを口にする。
アリストテレスは、ジャパンC9着からの巻き返しを狙う。「ひと息入れた2走前(京都大賞典2着)は内容が良かったけど、前走は経験したことのないハナに行く競馬でずっと物見をしていた。中山は勝っているし、悪くないと思う」と音無調教師は期待を寄せる。
ディープボンドはフランス遠征からの帰国初戦。凱旋門賞は14着だったが、2走前のフォワ賞は逃げ切り。大久保調教師は「遠征を経験して、プラスになっているかなと思います。変わらない雰囲気ですし、いい状態で走れると思います」と話した。
ユーキャンスマイルはジャパンC12着だが、状態は悪くない。友道調教師は「長丁場は実績があるし、持久力を生かして粘り込めれば」と語った。
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