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〈美浦トレセン〉
エフフォーリアは全休日明けの21日、坂路を4ハロン63秒3、同61秒3で2本駆け上がった。リラックスした様子で、冬場ながら馬体の張りも十分に保たれている。「順調だし体調も上がっているね。寒い時期だけど、カイバもよく食べるし毛づやがいい」と鹿戸調教師。「デビュー前の稽古に乗せたとき、(横山)武史が電話してきて“すごいすごい”って騒いでいたんだ。当時は馬も緩かったんだけどね」と主戦の“先見の明”もアピールしていた。
菊花賞馬タイトルホルダーは、坂路を4ハロン64秒5-16秒8で駆け上がった。3000メートルを走った後でも放牧でしっかり疲れが取れ、活気にあふれている。「今回が一番いいと思える感じで牧場から戻ってきたし、元気がある。体も若干増えて先週で478キロ。先週と先週末でけっこういいところまでいっているので、最終追い切りはもうそんなにやらなくてもいいね」と栗田調教師。
アサマノイタズラは中山ではセントライト記念Vなど【2・1・1・2】の好成績。21日は南ダートを軽く1周してから坂路を4ハロン75秒3でゆっくりと上がった。滝口厩務員は「すごく具合がいい。今までで一番いいんじゃないかな。前回は後ろの位置になって、ペースも遅くなってしまった。今回の方がペースも流れると思うし、コースもいいので」と巻き返しを期待する。
ジャパンC7着のシャドウディーヴァは横山典騎手を背に南の角馬場でじっくり体をほぐしてから、キビキビとした脚取りで坂路を4ハロン60秒2-14秒4で駆け上がった。斎藤誠調教師は「ジョッキーが出だしがスムーズなところを満足してくれた。前走後は集団から外してリラックスさせるやり方に変えていて、それがいい方に出ています」と好気配を伝えた。
エリザベス女王杯10着のウインキートスは坂路をキャンターで4ハロン67秒8。「元気いっぱい。明日の追い切りは坂路で十分ですね。前走は2000メートルに近い流れで脚がたまらなかった。2500メートルの距離はいいし、逃げ馬がいるのでいい流れになれば」と宗像調教師。
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