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菊花賞トライアル・神戸新聞杯の追い切りが23日、東西トレセンで行われ、美浦では青葉賞2着以来のキングストンボーイがWコースでラスト1ハロン11秒6の好タイムをマーク。仕上がりの良さをアピールした。春は優先出走権を獲得しながらダービーを自重。しっかり休ませて成長を促した効果は十分で、ここでダービー馬シャフリヤールを相手にどんな走りを見せるか注目だ。
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秋までため込んだエネルギーが、ウッドチップを蹴り上げる一完歩、一完歩の力強さに表れる。青葉賞2着以来となるキングストンボーイが美浦Wコースで余力たっぷりにラスト1ハロン11秒6(6ハロン84秒9)をマーク。3、4馬身先行したシハーブ(3勝クラス)の内から楽に並びかけてフィニッシュした。
「いい動きだったね。時計的にも上等じゃないかな。月曜(20日、W5ハロン69秒7)にもやっているし順調だよ」
藤沢和調教師が穏やかな口調で好気配を伝えた。春は青葉賞で2着に入り、来年2月で定年を迎えるトレーナーにとって最後のダービーへの優先出走権を獲得したが、「短期間で続けて2回使うのはちょっとね」と馬の状態、将来を優先して断念。無理をさせなかったことで「いい夏休みになったんじゃないか。春先より体重は10キロくらい増えているし、馬がしっかりしてたくましくなった」と、秋に向け期待通りの成長曲線を描いた。
馬体面だけでなく、デビュー当時と比べ、精神面も見違えるほど成長した。新馬戦は直線で外に膨れてヒヤッとさせ、その後は出負けして後手に回る競馬が目立った。それが青葉賞ではスタートも決まり、道中の立ち回りもスムーズ。ハナ差の2着だったが、馬群から抜け出すときの加速力は光った。藤沢和師は「上手にレースができるようになった。道中でムキにならないし、いい脚も持っている」とうなずく。
今回は春のクラシック組との対戦だ。世代の頂点に立ったシャフリヤールも出てくる。そのダービー馬とは、2月の共同通信杯以来の再戦で、当時はシャフリが3着、キングストンが4着でタイム差なしだった。
「共同通信杯からみて、今、ダービー馬とどれくらいやれるか。向こうも成長しているだろうし、こちらも成長しているから。今後はこの結果次第になるけど、大舞台に向かっていけるような結果になるといいね」
藤沢和師が手掛けたシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、レイデオロはこの神戸新聞杯を勝ってさらなる飛躍を遂げた。英気を養い、パワーアップしたキングストンボーイも、偉大な先輩に続く快走を見せる。(板津雄志)
★4戦4勝!鞍上は神戸新聞杯男・ルメール…デビューからキングストンボーイの主戦を務めるルメール騎手は、神戸新聞杯で圧倒的な強さを誇る。2015年リアファル、16年サトノダイヤモンド、17年レイデオロ、19年サートゥルナーリアと4戦4勝だ。頼りになる鞍上を背に、王道のクラシック組を相手に下克上を狙う。
★神戸新聞杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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