中央競馬ニュース

【血統アナリシス】マーチステークス2021 近年はA.P. Indyの血を引く馬が人気不問で好走、近親Raja Babaの血脈にも注意

 0   3   929
シェアする  x facebook LINEで送る
【血統アナリシス】マーチステークス2021 近年はA.P. Indyの血を引く馬が人気不問で好走、近親Raja Babaの血脈にも注意

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はマーチS2021・血統予想をお届けします!


昨年はハーツクライ産駒の1番人気スワーヴアラミスが人気に応えて重賞初制覇。一方で、2着には4番人気クリンチャー、3着には8番人気レピアーウィットと伏兵が入線するヒモ荒れのかたちとなっていた。その2・3着馬の共通点としてRaja Babaの血を引くことを挙げられるが、ほかにも直近の該当馬には10番人気3着と激走した18年ロワジャルダンなどがいる。

また、近年はRaja Babaと同じBold Rulerの直系かつ近親にあたるA.P. Indyの血脈も好相性を示しており、12番人気3着の19年リーゼントロック、10番人気1着の17年インカンテーションなど、やはり二桁人気馬でも侮れない傾向にあるようだ。

アメリカンシードは、父Tapit×母Sweet Talker(母の父Stormin Fever)。本馬は近年の好調ぶりが目に留まるA.P. Indyの直系で、阪神ダート1800mで代替開催された年ではあるものの、11年には同じTapit産駒のテスタマッタが勝ち馬として名を連ねている。同馬とは芝の新馬でデビュー勝ちを果たしている戦歴も共通しており、本馬もダートに転じてからのパフォーマンスを鑑みれば優に重賞級の評価を与えられるだろう。また、道悪を得意とする血統でもあるので、馬場は渋ったほうが良い。


オメガレインボーは、父アイルハヴアナザー×母ワイキューブ(母の父アグネスタキオン)。アグネスタキオンは母の父がRaja Baba直仔のロイヤルスキーであることから注目に値する血統となるが、14年には直仔ジェベルムーサが2着と好走しており、昨年も孫にあたるクリンチャーがクビ差2着の惜敗を喫していた。また、父アイルハヴアナザーの産駒自体も中山ダート1800mで最も勝ち星を挙げているため、父系のコース適性も折り紙付きと言えるだろう。

レピアーウィットは、父ヘニーヒューズ×母ランニングボブキャッツ(母の父Running Stag)。13年朝日杯フューチュリティS、14年レパードSを制したアジアエクスプレスの全弟。なお、2代母の父Notebook経由でRaja Babaの血脈を持つ。本馬は昨年の3着時も二桁着順が2戦続いた臨戦で一変していたように、気性面での課題が多いタイプでもあるので、好走実績そのものを当てにしづらいところがある。今回もまずは自分の能力を出し切れるか否かが焦点となりそうだ。


【血統予想からの注目馬】
アメリカンシード オメガレインボー レピアーウィット

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)
 ナイス!(3

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る