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【中山牝馬S】ランブリングアレー&武豊が不良馬場を大外一気で差し切りV

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【中山牝馬S】ランブリングアレー&武豊が不良馬場を大外一気で差し切りV

 3月13日の中山11Rで行われた第38回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GIII、4歳以上オープン、芝1800メートル、牝馬、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、武豊騎手騎乗の7番人気ランブリングアレー(5歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団後方で脚を溜めると、直線では不良馬場をものともせず大外から差し切って勝利。重賞初制覇を飾った。タイムは1分54秒8(不良)。



 ハナ差の2着には逃げて粘り込みをはかったロザムール(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着に昨年の覇者フェアリーポルカ(6番人気)が続いた。なお、ジェンティルドンナの全妹で1人気に支持されたドナアトラエンテは9着に敗れている。



 ◆武豊騎手(1着 ランブリングアレー)「馬は落ち着いていて、状態はいいなと思いました。乗りやすい馬なので周りの馬の出方を見て行こう、と。枠が外でずっと外を回っていましが、芝がすごく水を含んでいるのでペースがつかみづらかったです。最後はどの馬もきつかったと思うけど、よく我慢してくれました」



 中山牝馬Sを勝ったランブリングアレーは、父ディープインパクト、母ブルーミングアレー、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は15戦6勝。重賞は初勝利。中山牝馬S友道康夫調教師は初勝利、武豊騎手は1997年ショウリノメガミ、2017年トーセンビクトリーに次いで3勝目。



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