第272話 「NHKマイルC」
09年 34.3-22.9-35.2 =1.32.4 ▼ 2△2△3 平坦戦
10年 33.4-22.9-35.1 =1.31.4 ± 0△1△4 消耗戦
11年 33.9-23.7-34.6 =1.32.2 ▼ 6△1△5 瞬発戦
12年 35.1-24.8-34.6 =1.34.5 ▼10▼3△4 瞬発戦
13年 34.4-23.4-34.9 =1.32.7 ▼ 4△3△4 平坦戦
ここからしばらく続く府中GⅠ。
ラップ的には
安田記念の頃にはもうお腹いっぱいになってしまうんですよねぇ、もう少しマイナーチェンジしてもいいのでは?と思うんですが
さて、
NHKマイルCです。
過去5年では瞬発戦2回、平坦戦2回、消耗戦1回となっていて決して瞬発力勝負とは言い切れません。
上り最速馬の成績を見ても1-1-0-4となっていて僅か1勝だけとなっています。
テン33秒台の流れ速い年が2回もあったり12年の様にスローからの瞬発戦になったりと展開的にはバラバラです。
3歳のスプリントGⅠが出来れば別ですがこういう傾向はしばらく続くと思います。
(過去
NHKマイルCで逃げた馬はいずれはスプリント路線に進むケースが多い)
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発戦実績のみの馬が2頭、平坦戦実績のみの馬が1頭、以外の7頭は瞬発戦+平坦戦実績馬ということになります。
瞬発戦平坦戦両方に実績のあった馬が有力でしょう。
連対の目安とすれば重賞で3着以内の実績です。
昨年までは「重賞3着以内」ではなく「重賞連対」が条件だったのですが昨年重賞連対未経験だった
マイネルホウオウが勝利したので若干ハードルを下げました。
但し、
マイネルホウオウはレアケースと考えれば「重賞連対」に条件設定してもいいかもとは思います。
ちなみに
マイネルホウオウは重賞3着だけでなくOPクラス勝利経験もありました。
「重賞連対」もしくは「重賞3着+OP勝利」でもいいかもしれません。
これらの重賞実績はあくまで
NHKマイルCの連対馬から判断していますが3着馬となると09年の
グランプリエンゼルや13年の
フラムドグロワールの様に重賞実績がない馬もいます。
3着欄に重賞実績なしの人気薄を塗っても面白いかもしれません。
(上記2頭は重賞実績はありませんがOPクラス勝利実績はありました)
今年の登録メンバーの条件を見てみると
・重賞2着以内+瞬発戦平坦戦実績馬
キングズオブザサン、
サトノルパン、
ショウナンワダチ、
ホウライアキコ、
ミッキーアイル、
ロサギガンティア
・重賞3着以内+瞬発戦平坦戦実績馬
ベルルミエール、
アドマイヤビジン
となっています。
あと、前走4角7番手以下の馬の成績は0-2-1-45となっていてかなりの不振傾向です。
激流になりやすい
NHKマイルCではスピードもかなり要求されているという証拠で前走ワンランク下であろうレースで後方に置かれていてはスピード負けする可能性があるということだと思われます。
上記に挙げた8頭の中で前走4角6番手以内だった馬は
キングズオブザサン、
ミッキーアイル、
ベルルミエール
の3頭です。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ベルルミエール→ショウナンアチーヴ→ミッキーアイル
圧倒的人気が予想される
ミッキーアイルですが近3走の様にテン35秒台で逃げさせてくれるとはちょっと思えません。
逃げ馬だけに展開に泣く可能性もあると思われます。
ベルルミエールはかなり面白い1頭。
前走は初のマイル戦でしたがみどころたっぷりの3着。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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