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【ドバイ(UAE)27日=綿越亮介】昨年の有馬記念馬ドウデュース(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)が、30日(日本時間同日深夜)のドバイターフ(GⅠ、メイダン競馬場、芝1800メートル)に向けて追い切りを行った。同競馬場の芝コースで抜群の動きを披露し、陣営も好感触。脚部不安で無念の出走取消に終わった昨年のリベンジに向け、視界は良好だ。
1年前の忘れ物を取りにいく-。ドバイターフに2年越しでの挑戦となるドウデュースが、芝コースで躍動感満点の動きを披露。見守った友道調教師は、満面の笑みを浮かべた。
「しまいを伸ばすイメージでしたが、無理しないでこちらが計測してラスト1ハロン10秒台。上がりも問題なかったし、本当に具合がいいんだと思います」
肌寒い午前5時のメイダン競馬場。一昨年の日本ダービー馬は、国際競走に挑む20頭超の〝チーム・ジャパン〟の先陣を切って姿を見せた。抜群の手応えで道中を進むと、直線では軽く仕掛けただけでアクセル全開。鋼のような肉体を躍らせて、爆発的な加速力を披露した。納得の内容に、騎乗した前川助手はゴール後に相棒の首筋をポンポンと叩いてねぎらった。昨年は左前脚の跛行(正常な歩行ができない状態)でスタートラインにすら立てなかったが、現地の獣医師チェックも「ディスイヤー・イズ・オーケー(今年は大丈夫)」と一発合格。最高の状態で本番に臨めそうだ。
昨年の下半期は天皇賞・秋7着、ジャパンC4着と苦杯をなめたが、暮れの有馬記念でけがから復帰した武豊騎手と再コンビを組み、劇的な復活Vを遂げた。そして、再び中東の地へ。シーマクラシック(2410メートル)も候補として考えられたが、陣営は昨年と同じ1800メートルのターフを選択した。指揮官が「体形的にはマイラー。それにターフの方が差しが届くし、競馬がしやすい」と説明すれば、この日は不在だった武豊騎手も「折り合いを考えると1800メートルは条件的にすごくいい。今年こそって感じです」と意気込みを語ってきた。距離短縮で自慢の末脚はさらに威力を増すはずだ。
今後について「日本、アメリカ、ヨーロッパとさまざまな選択肢があります」と指揮官は明かした。フランスの凱旋門賞や、米ブリーダーズCなど世界的な大レースが視野に入る。ダービーでしのぎを削った同期のイクイノックスは昨年、ドバイシーマクラシックを圧勝して世界ランク1位に君臨。その地位を守ったまま、昨年末で引退した。完全復活を遂げたドウデュースがライバルの後を追い、ドバイから世界一へと歩みを進める。(綿越亮介)
★ブックメーカーで1番人気
ドウデュースは海外のブックメーカー(公認賭け業者)でも高い評価を受けている。イギリス大手のウィリアムヒルのオッズでは、ドウデュースが単勝1番人気で3・5倍。前哨戦のGⅠジェベルハッタを制した地元馬メジャードタイムが5倍、当レース4連覇を目指すロードノースが8倍、昨年2着のダノンベルーガが9倍で続いている。
★ドバイターフとは
「ドバイデューティフリー」の名称で1996年に創設。当初はメインのワールドカップと同条件のダート2000メートルだった。2000年に芝のレースとなり、02年からGⅠとして施行。15年には競走名が「ドバイターフ」に変更された。日本馬は過去に07年アドマイヤムーン、14年ジャスタウェイ、16年リアルスティール、17年ヴィブロス、19年アーモンドアイ、22年パンサラッサと6頭が優勝している。
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