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春クラシック戦線に無敗の新星が登場した。共同通信杯が14日、東京競馬場で12頭によって争われ、横山武騎乗で4番人気のエフフォーリアが2馬身半差をつけてデビュー3連勝を飾った。生産者のノーザンファームは昨年の札幌2歳S以降、現3歳世代重賞18連勝。2着は7番人気のヴィクティファルス、3着に2番人気シャフリヤールが入り、1番人気のステラヴェローチェは5着に終わった。
無観客の静寂を切り裂くような、大きな大きなガッツポーズだ。例年、激しいつばぜり合いが繰り広げられるゴール前だが、今年は直線半ばで抜け出したエフフォーリアの独壇場。3戦無敗で突き抜けたゴール後、昨年の関東リーディングジョッキー、横山武は高らかと右手を突き上げた。
「いろいろ思い出があったので、思わず(ガッツポーズが)出ちゃいました。前走は引っ掛かってしまったけど、きょうは落ち着いていたから、自分からポジションを取りにいけた。重賞を勝てて本当に良かった」
昨年のサンスポ賞フローラS(ウインマリリン)以来2度目の重賞Vに、殊勲の鞍上が晴れやかな表情で振り返る。1000メートル通過が61秒9のスローな流れのなかでも折り合い、一枚上の瞬発力で決めた100点満点の勝利。昨夏のデビュー前の稽古で「重賞級」とその資質にほれ込んだパートナーの類いまれなる学習能力を「僕が思っている以上に力をつけてくれて、課題という課題が見当たらない」と絶賛。続けて「直線は早めに先頭に立ったけど、抜けちゃえば大丈夫だと思っていました」と力を信頼していたことを明かした。
極上のパフォーマンスに鹿戸調教師も会心の笑み。今後について「ひとまず(ノーザンファーム)天栄に放牧に出して馬体をチェックします。そのあとは未定ですが、皐月賞(4月18日、中山、GI、芝2000メートル)に直行する可能性が高いかな。中山の小回りも対応できると思うので」とぶっつけでのクラシック挑戦プランを口にした。
鮮やか過ぎる走りを見せつけた東の新星。最終12R終了後「みなさん、きょうはダービー馬の走りを見ましたか」と、キングストンボーイで4着だったルメール騎手が舌を巻いて立ち去ったが、それほどまでにこの日の強さは際立っていた。
無論、大舞台へ向けて横山武騎手の期待も膨らむばかりだ。「(クラシックは)デビューしたときから勝ちたかったし、ずっと乗せてもらっている馬と勝てたらより一層うれしい」。順調にいけば、2019年の日本ダービー(リオンリオン15着)以来2度目のクラシック挑戦となる。その前回は父・典弘騎手が騎乗停止による代打騎乗だった。今度は主戦として胸を張って挑むつもりだ。 (内海裕介)
◆ノーザンF生産馬が世代重賞18連勝…昨年の札幌2歳Sをソダシが勝って以降、現3歳世代の重賞は全てノーザンファーム(北海道安平町)の生産馬が優勝。共同通信杯で18連勝となった。
■エフフォーリア 父エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡3歳。美浦・鹿戸雄一厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)キャロットファーム。戦績3戦3勝。獲得賞金5571万6000円。重賞は初勝利。共同通信杯は鹿戸雄一調教師、横山武史騎手ともに初勝利。馬名は「強い幸福感(ギリシャ語)。母名より連想」。
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