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第7回アルテミスステークス(27日、東京11R、GIII、2歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝1600メートル、1着本賞金2900万円 =出走15頭)武豊騎乗で6番人気のシェーングランツがゴール前で差し切り、連勝で重賞初V。GI2勝を挙げた半姉ソウルスターリングに続く重賞勝ちを成し遂げた。タイム1分33秒7(良)。1/2馬身差2着は5番人気のビーチサンバ。1番人気グレイシアは11着に敗れた。勝ったシェーングランツは阪神JF(12月9日、阪神、GI、芝1600メートル)に向かう。
良血のDNAが、重賞の舞台であふれ出した。直線、1頭だけ違う脚いろでシェーングランツが差し切って重賞初制覇。9月29日に前人未到のJRA4000勝を達成してから初タイトルの武豊騎手も笑みを浮かべた。 「返し馬で初めて乗って“すごくいいな”と期待していました。スタートが良くなくて、道中も走る気になっていなかったけど、直線で外に出したらフォームが変わり、すごい脚でしたね」
出遅れて後方3番手。時折、追っつけられながらだったが、直線を向くと本能が目覚めた。滑らかなフォームで他馬を抜き去り、勝ちパターンだったビーチサンバを半馬身かわすと、これまでの記録をコンマ1秒上回る1分33秒7のレースレコードで駆け抜けた。
藤沢和厩舎の馬での重賞Vは、同じ社台レースホース所有のダンスインザムードで制した2004年桜花賞以来、約14年ぶり。「やはり藤沢厩舎の馬は走るなと思いました。可能性のある馬で楽しみ」。重賞は小倉2歳S(ファンタジスト)に次いで今年7勝目で、通算330勝とした名手は軽妙なトークで素質に太鼓判を押した。
「忙しい競馬だったけど、いい脚を使ってくれた。お姉ちゃんとは全然タイプが違う」
サウジアラビアRC(グランアレグリア)に次いで今年の重賞トップタイの6勝目とした藤沢和調教師も笑顔を見せる。半姉ソウルスターリングは前向きな気性とスピードを武器に阪神JF、オークスとGI2勝。こちらは「すごく慎重な子」と評価しつつ「少しずつ大人になっている」と成長に目を細める。
デビュー戦こそ5着に敗れたが、未勝利-GIIIと連勝。今後は在厩で調整し、阪神JFへ。性格は違えど、無傷の3連勝で2歳女王に輝いた姉同様、GIの舞台で美しい輝きを放とうとしている。 (千葉智春)
★27日東京11R「アルテミスS」の着順&払戻金はこちら
シェーングランツ 父ディープインパクト、母スタセリタ、母の父モンズン。青鹿毛の牝2歳。美浦・藤沢和雄厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績3戦2勝。獲得賞金3524万6000円。重賞初勝利。アルテミスSは藤沢和雄調教師が初勝利。武豊騎手は2016年リスグラシューに次いで2勝目。馬名は「美しい輝き(ドイツ語)」。
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