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エリザベス女王杯(12日、京都、GⅠ、芝2200メートル)の枠順が10日、確定した。
大器を予感させるローズS2着ブレイディヴェーグは最内の❶枠①番に入った。宮田調教師は「与えられた枠でやるだけです。スタートは速くないけど、二の脚が利くタイプでリカバリーは上手。あとはルメールさんにお任せします」と名手に全権委任だ。
重賞で連続2着のルージュエヴァイユは❷枠②番。黒岩調教師は「距離は許容範囲だと思いますが、ロスなく立ち回れる枠はいいですね。どの枠からでも対応できる力を持っています」とうなずいた。
府中牝馬S10着シンリョクカは❺枠⑧番。竹内調教師は「会見でも1桁がほしいと言っていたのでギリギリセーフですね。ゲートは100点満点の馬なので、奇数、偶数は気にしていませんでした。馬群に入れるタイプなので、この枠ならいいところにはまってじっくり脚をためられます」と笑顔を見せた。
小倉記念6着ククナは❻枠⑩番。「与えられた枠でやるだけです。栗東に滞在している点を生かしたい」と栗田調教師。
昨年2着同着だったライラックは❻枠⑪番。相沢調教師は「〝イチイチ〟でいいね。極端な枠じゃないし大丈夫です」と笑みを浮かべた。
新潟記念7着サリエラは、全姉サラキアが2020年に2着(当時は阪神開催)したときと同じ❼枠⑬番。国枝調教師は「〝ラッキー13〟だね」とジョークを飛ばしたあと、「前走は内でもまれてしまったので、伸び伸び走れる外枠はいいんじゃないかな」と前向きに話した。
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