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過去の朝日杯フューチュリティステークスを振り返ってみると、以前は距離適性が短めの馬の活躍もあったが、近年はクラシックディスタンス向きの馬の活躍が中心になっている。
以下は、過去5年の優勝馬の1600m以上における主な実績である。
■2009年 ローズキングダム
51.7 東京スポーツ杯2歳ステークス(1着)
■2008年 セイウンワンダー
52.6 新潟2歳ステークス(1着)
■2007年 ゴスホークケン
49.4 東京スポーツ杯2歳ステークス(4着)
48.1 新馬(1着)
■2006年 ドリームジャーニー
50.4 東京スポーツ杯2歳ステークス(3着)
50.4 芙蓉ステークス(1着)
■2005年 フサイチリシャール
57.3 東京スポーツ杯2歳ステークス(1着)
このように、1600m以上のレースで49.4以上の指数を記録し、かつ勝利経験があることが分かる。
それでは、今年の出走予定馬の中で上述の条件を満たしている馬をピックアップしてみよう。
■アドマイヤサガス
50.4 デイリー杯2歳ステークス(2着)
46.2 未勝利(1着)
■コティリオン
51.8 ベゴニア賞(2着)
50.2 新馬(1着)
■サダムパテック
51.9 東京スポーツ杯2歳ステークス(1着)
■メイショウオオゾラ
50.9 萩ステークス(2着)
47.6 未勝利(1着)
■リベルタス
53.1 千両賞(1着)
■ロビンフット
49.6 いちょうステークス(1着)
以上の6頭が条件を満たしているが、さらに重賞経験を考慮して、アドマイヤサガス・サダムパテックの2頭を中心とした優勝争いになると、結論づけたい。
なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。
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