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【オールカマー】ロゴタイプ、ミルコで完全復活

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 こっちの“ロゴ”は疑うな! ロゴタイプが久々の美酒だ。

 2年前の皐月賞を4連勝、レコードタイム(芝2000メートル1分58秒0)のおまけつきで制した5歳世代の中距離のエースが、勝ち星から遠ざかっている。しかし、能力の壁と決めつけるのは早計だ。

 3歳の夏、ステップに選んだ札幌記念(5着)が大雨のドロンコ馬場だったためダメージが残り、休養を余儀なくされたのがケチのつき始め。この春も産経大阪杯(5着)を不良馬場で走った影響か、目標の安田記念の前に筋肉痛で無念の回避となった。

 そんな逆風続きの競走馬生活で、唯一、クラシックホースの輝きをアピールしている場所。それが中山競馬場だ。

 今年の2戦も内容はグッド。のちの宝塚記念ラブリーデイに0秒2差で続いた中山金杯、中山記念も3キロ差あったヌーヴォレコルトとクビ差の接戦を演じ、通算で【3・2・1・0】。トリッキーといわれるコース形態を踏まえれば、馬券圏外ゼロの足跡は驚異的なほどだ。

 その中山を復帰初戦に選んだ陣営。心強い援軍は何といっても、GI2勝時のパートナー、ミルコ・デムーロ騎手が戻ってくることだろう。

 田中剛調教師が言う。「あれくらいのジョッキーだと、跨がった瞬間にこの馬のことを思いだして理解してくれるはず。今回、2200メートルがポイントになるけど、そのあたりも考えて乗ってくれると思うので」

 意中の人との“復縁”成功へ、仕上げにも無論、余念はない。9日にPコース5F69秒4、16日にWコース5F66秒5、24日に坂路4F55秒0とトレセンをフル活用して調教を重ね、「今週はずいぶん余裕のある走りを見せてくれた。馬体重も500キロを切るくらいだから、ちょうどピッタリだね。もうそろそろ忘れられちゃうから、何とか重賞を勝たせたい」とトレーナー。

 菊花賞エピファネイアに続いてダービー馬キズナも引退した今、同期の最後の砦が巻き返しに打って出る。

 “究極の3連単”は1着にロゴ、2・3着に○ヌーヴォレコルトを固定した12点。(夕刊フジ

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