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エリザベス女王杯が行われる日曜日だが、東京でもダート1600メートルのGIII武蔵野Sが行われる。先週のみやこSに続くGIジャパンCダートの前哨戦でもあり、ダートの強豪がそろった。
芝からダートに転じて4戦し、もっか連勝中のゴールスキー(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)が中心となる。2010年のGIマイルチャンピオンシップでも3着するなど、芝でも実績を残してきたが、半兄がダートでGI4勝をマークしたゴールドアリュール(父サンデーサイレンス)。血統背景通りのダート適性を示している。現状では賞金が微妙な立場だけに、勝って大一番に駒を進めたいところだ。
昨年、大きく出遅れながらこのレースを制したイジゲン(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)も注目される。休養前の2戦はGIで相手が強かったうえに、出遅れ癖が悪化して大敗を喫していた。潜在能力がGI級なのは間違いなく、リフレッシュ効果でスタートが決まればあっさりのシーンがあっても驚けない。
アドマイヤロイヤル(栗東・橋田満厩舎、牡6歳)は、東京ダート【4・3・3・1】という抜群の相性を誇る。ダートの全5勝が左回りという典型的なサウスポー。前走の交流GI南部杯5着を叩いて体調面の上積みも十分だ。
他にも有力馬がめじろ押し。地力強化が目立つアドマイヤサガス(栗東・橋田満厩舎、牡5歳)、逃げに転じてから安定してきたキズマ(栗東・白井寿昭厩舎、牡4歳)、東京向きの末脚があるシルクフォーチュン(栗東・藤沢則雄厩舎、牡7歳)、斤量減で見直したいナムラタイタン(栗東・大橋勇樹厩舎、牡7歳)、東京ダート2戦2勝のベストウォーリア(栗東・石坂正厩舎、牡3歳)、ブラジルCで着差以上の強さをみせたベルシャザール(栗東・松田国英厩舎、牡5歳)、根岸S以来の実戦ながら底を見せていないメイショウマシュウ(栗東・沖芳夫厩舎、牡5歳)など、争覇圏内と思える馬は五指に余る。GIと同日の開催だが、こちらも好レースが期待できそうだ。
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2024年4月28日(日) 09:24
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ウマニティ編集部
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