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さあ、ダービーウイークの始まりだ! 競馬の祭典「第83回日本ダービー」(GI、芝2400メートル)が29日に東京競馬場で行われる。V賞金2億円をかけた頂上決戦に、皐月賞馬ディーマジェスティで挑むのが蛯名正義騎手(47)。“苦労人”がダービーを勝つのは日本でサミットが開催される年というデータもあり、24度目の挑戦で悲願達成を狙うベテランが、その思いを熱く語った。
挑戦を重ねれば重ねるほど、勝つことの難しさを感じる。ダービーの舞台に立つのは今年で22年連続24度目。蛯名正義騎手は、悲願のダービージョッキーへの気持ちを年々強くしてきた。
「そりゃダービーは特別だよ。オレももう若くないからな。勝ちたい気持ちもあるし、その思いだけなら負けないと思っている。でも、それだけで勝てるなら、もう勝っているよ」
騎手生活30年目のベテランの言葉には重みがある。2012年のフェノーメノ、14年のイスラボニータではともに2着。限りなく戴冠に近づきながら、あと少しでスルリとこぼれ、涙を流したこともあった。そして今年、挑戦を続ける47歳は皐月賞馬ディーマジェスティと大一番に臨む。
戦前から3強対決が話題になった皐月賞で、8番人気の低評価を覆して大外を豪快に突き抜け、クラシック1冠目を獲得。しかも、ロゴタイプの記録を0秒1更新する1分57秒9のレースレコードVだった。
「ダービーが楽しみになるような競馬がしたかった。ペースがハマったし、想像以上の走りも見せてくれた。能力があってもそれをすべて発揮できない馬もいるけど、普段からおとなしくてバタバタしないのが彼の良さ。クレバーな馬だね」
速い流れが向いたことは確か。それでも前にいたリオンディーズ、サトノダイヤモンドをかわし、直後のマカヒキも退けたことは大きな自信になったに違いない。「(3強の)間に位置して勝てたのは馬に力があったからこそ。しかも抜け出してからは物見をして遊んでいた。最後に詰め寄られたのはそのせいだけど、馬にはまだ余裕があった。やれるんだ、ということが証明できた」と“次”への手応えもしっかりとつかんだ。
そのうえで「他の陣営ももう一段ギアを上げてくる。チャレンジャーの気持ちは変わらない」と気を引き締める。皐月賞馬とはいえ、断然の人気を集める存在にはならない。挑戦者精神を胸に、大願成就に挑む。
「今までも勝ちたいと一生懸命やってきた。それでも取れずに来ているのだから、勝つために必要なものは、また何か違うところなんだろうな」
ダービーのゴールをディーマジェスティとトップで駆け抜けたとき、その答えもきっと見つかるに違いない。 (板津雄志)
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