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日本最大の競走馬セリ市、セレクトセール2012(2日間)の初日が9日、北海道・苫小牧のノーザンホースパークで開催された。高額で取り引きされたのは、大方の予想通りディープインパクト産駒。トップはトーセンジョーダンの甥にあたるアドマイヤキラメキの2011(牡)で、トーセンの冠号で知られる島川隆哉氏(71)が2億6250万円(税込み、以下同)で購入した。
最高金額は、やはりディープインパクト産駒だった。馬主、調教師ら関係者約2000人を集めて行われたセリは午前10時にスタートし、正午前、51番目に登場したディープ産駒の牡馬アドマイヤキラメキの2011(上場馬名)が、初日の最高額となる2億5000万円で落札された。税込みで2億6250万円。日本のセリ史上13位タイの記録だ。
2世代目となる現3歳のディープ産駒はこの春に大旋風を巻き起こした。ディープブリランテがダービー馬に輝き、ジェンティルドンナが桜花賞、オークスの牝馬2冠を制覇。海外でもフランス版桜花賞のGIプールデッセデプーリッシュをビューティーパーラーが勝つなど、初年度をはるかに上回る大躍進に、注目度が一気に増した。
アドマイヤキラメキの2011はもちろん、母系も優秀だ。叔父のトーセンジョーダンは昨年の天皇賞・秋を日本レコードで制し、その弟トーセンホマレボシも今年の京都新聞杯を日本レコードで勝ち、ダービーでも3着に入った。現代競馬に欠かせない類い希なスピードを備えている。
落札者は、その“トーセン軍団”の島川隆哉氏。5000万円から始まったセリは1億、2億とみるみる上がっていったが、「いい馬だとみんな騒いでいたし、ジョーダン、ホマレボシがいる血統。だから行くしかないだろうと。誰かが絶対(競って)くると思っていたけど、あとは勢いで」。最後は競走馬仲介業者のグローブエクワインマネージメント(有)との一騎打ちを制し、会場から大きな拍手が送られた。
この黒鹿毛のディープ産駒の入厩先について島川氏は「池江(泰寿)先生のところになると思います」と、ジョーダン、ホマレボシを管理し、3冠馬オルフェーヴルを育てた一流トレーナーの名を挙げた。指名された池江寿調教師も「血統的にも馬体的にもよかったし、動きも軽かった。ボクがオーナーに自信を持って推薦しました。預かることになれば、本当にうれしいです」と意欲を見せる。
“トーセン軍団”にとって夢のダービー制覇に向けて、早ければ2歳の来年夏にデビューする。 (板津雄志)
★過去最高額は6億3000万円
日本のセリ市の高額記録 最高額は2006年セレクトセール当歳市場で取り引きされたトゥザヴィクトリーの2006(牝、父キングカメハメハ=不出走)で6億3000万円。1歳馬では昨年のセレクトセールで3億7800万円で落札されたエアグルーヴの2010(牝、父ディープインパクト)がトップ。アドマイヤキラメキの2011は日本のセリ史上13位タイ。
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