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【桜花賞の注目点】2歳女王か!新女王誕生か! 川田将雅騎手は3連覇、武豊騎手は20年ぶりV狙う

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【桜花賞の注目点】2歳女王か!新女王誕生か! 川田将雅騎手は3連覇、武豊騎手は20年ぶりV狙う

★3戦3勝の2歳女王アスコリピチェーノ 史上9頭目の無敗の桜花賞馬となるか

3戦3勝で昨年のJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞したアスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎)が、無敗での桜花賞制覇に挑む。同馬は昨年6月24日の東京でデビュー勝ちをおさめると、新潟2歳S→阪神JFと連勝を伸ばして2歳女王の座に就いた。アスコリピチェーノは阪神JF以来、約4力月ぶりの出走となるが、無傷の4連勝で桜の女王の座に就くことができるだろうか。Vなら、無敗での桜花賞制覇は2021年のソダシ以来3年ぶり9頭目、最優秀2歳牝馬の勝利は昨年のリバティアイランドに続く2年連続で12頭目となる。

★アスコリピチェーノは桜花賞が今年初戦 牝馬クラシック初V狙う北村宏司騎手が騎乗予定

デビューから3連勝で昨年の阪神JFを制したアスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎)は、桜花賞が今年初戦となる。桜花賞が年明け初戦となった馬は過去10年で3勝、2着2回(勝率.273、連対率.455)という成績を挙げているが、アスコリピチェーノはデビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。なお、アスコリピチェーノ以外の桜花賞登録馬では、ステレンボッシュ(美浦・国枝栄厩舎)、チェルヴィニア(美浦・木村哲也廐舎)、ボンドガール(美浦・手塚貴久厩舎)が昨年以来の出走となる。(※ボンドガールは4月2日現在、抽選対象)。


アスコリピチェーノに騎乗予定の北村宏司騎手には、牝馬クラシック初制覇がかかる。同騎手は2015年の菊花賞でクラシック初制覇を遂げているが、牝馬クラシックでは2001年桜花賞、2014年オークスの3着が最高成績。北村宏司騎手は2021年以来3年ぶりの桜花賞参戦となるが、同レース初勝利を挙げることができるだろうか。

アスコリピチェーノへの雪辱狙う 阪神JF2着馬ステレンボッシュ&3着馬コラソンビート

阪神JFで勝ったアスコリピチェーノからクビ差の2着となったステレンボッシュ(美浦・国枝栄厩舎)は、アスコリピチェーノ同様に桜花賞が今年初戦となる。阪神JF2着馬は過去10年で2勝、2着2回、3着2回(勝率.200、3着以内率.600)と好成績を挙げているが、ステレンボッシュ阪神JFのリべンジを果たすことができるだろうか。なお、同馬を管理する国枝栄調教師は現役調教師では最多の桜花賞2勝を挙げている。

また、阪神JF3着のコラソンビート(美浦・加藤士津八厩舎)は、デビューから6戦すべて3着以内と堅実な走りを続けており、今年初戦のフィリーズレビューでは2着に入っている。2017年の桜花賞では、阪神JF3着馬で、前走がフィリーズレビュー2着という戦歴だったレーヌミノルが勝利を挙げているが、コラソンビートは同様に〝桜の女王〟の座を射止めることができるだろうか。

川田将雅騎手はクイーンズウォークに騎乗予定 史上初の桜花賞3連覇なるか

2022年の桜花賞スターズオンアース、昨年の桜花賞リバティアイランドとのコンビで制した川田将雅騎手には、史上初の桜花賞3連覇がかかる。同騎手は、今年の桜花賞ではクイーンC勝ち馬クイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)に騎乗予定だが、今年も桜花賞を制すことができるだろうか。なお、クイーンズウォークは前走時の馬体重が516キロという大型馬で、同馬が勝てば、成績公報に桜花賞の馬体重が初めて掲載された1971年以降の同レース最高体重優勝記録になる。また、クイーンズウォークを管理する中内田充正調教師は、昨年の桜花賞リバティアイランドの調教師でもあり、1953・54年の尾形藤吉元調教師以来70年ぶり2人目の桜花賞連覇がかかる。

★20年ぶりの桜花賞制覇を狙う武豊騎手 チューリップ賞を制したスウィープフィートに騎乗予定

武豊騎手は、桜花賞で歴代最多の騎乗回数(30回)を記録しており、歴代最多の5勝を挙げている。同騎手は今年の桜花賞ではチューリップ賞を制したスウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)に騎乗する予定だが、2004年ダンスインザムード以来20年ぶりとなる桜花賞制覇を遂げることができるだろうか。なお、チューリップ賞勝ち馬の桜花賞制覇は2014年のハープスター以降ないが、チューリップ賞組は過去10年で3勝、2着8回、3着6回という成績を挙げている。


★フィリーズレビューを制したエトヴプレ 外国産馬初の桜花賞制覇なるか

フィリーズレビューを制したエトヴプレ(栗東・藤岡健一厩舎)は、父Too Darn Hot、母Nahoodhという血統の愛国産馬だ。エトヴプレはデビューから芝1400メートル以下の距離に出走を続けており、今回が初めての芝1600メートル出走になるが、外国産馬初の桜花賞制覇を遂げることができるだろうか。同馬には藤岡康太騎手が騎乗する予定だ。なお、エトヴプレは追加登録料200万円を支払って参戦する。

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