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【ズバリ!調教診断(最終版)】根岸S2024 1番手はパライバトルマリン!僅差でサンライズフレイム、アルファマムが続く!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】根岸S2024 1番手はパライバトルマリン!僅差でサンライズフレイム、アルファマムが続く!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は根岸S・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる根岸Sの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

アイオライト【B】
美浦坂路単走(24日)。頭の位置が高く、首もさほど前に出ていないが、それはいつも同じ。これでも集中力を欠き気味だった、1週前と比べれば様子は良くなっている。推進力を上に逃しそうになりながらも、蹴りの強さでカバー。前に進む走りになっている。この馬なりに順調だろう。


ヘリオス【B】
栗東CW単走(24日)。1週前に見られた反応の鈍さが解消されており、まとまったフォームで集中力が途切れることなく走れている。もう少し迫力があれば申し分ないが、減点するほどではない。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。

フルム【B】
栗東坂路単走(24日)。直線序盤こそフットワークがバラつき気味で、少し硬さを感じる走りだったが、スピードに乗るにつれフォームが安定。ラストの反応と伸びも良かった。コンスタントに使われているが、疲れやデキ落ちの様子はうかがえない。いい意味での平行線だろう。

ライラボンド【C】
美浦W単走(25日)。小倉を使ってからの中1週となるので、整える程度の内容。しなやかな走りではあるが、鞍上の軽い促しに対する反応がやや渋く、ラストの伸びはジリッぽい。相手強化の重賞で、好勝負できる態勢にあるかといえば疑問符が付く。

ベルダーイメル【F】
栗東坂路単走(24日・映像なし)。CWで追われた1週前がラスト1F13秒台と、字面的に鋭さを欠く内容。当該週の坂路追いでは、ラスト2Fを12秒3-12秒3とまとめており、持ち直してきた印象はあるが……。なにぶんにも映像で動きを確認できないため、評価するに難しいものがある。今回はF判定とさせていただきたい。

シャマル【B】
栗東坂路単走(24日)。攻め駆けする同馬とすれば、中間の内容が地味。ただ、本数を重ねてきた効果が出てきたのか、今週は力強い脚どりで登坂。四肢の回転も滑らかだった。もう少し威圧感があれば文句なしだが、大きく割り引くほどではない。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。

エンペラーワケア【B】
栗東坂路単走(24日)。1週前に猛時計を出しているので、直前はリズム重視の内容。完歩が気持ち小さく、やや硬さを感じる走りだったが、フォームのブレは少なく、ひっかかる様子もない。もう少し伸びやかに動けていれば、1週前を加味したうえでのA判定だった。

ピアシック【B】
栗東坂路単走(25日)。昨年11月から5戦目、かつ中1週ということもあって、息を整える程度の内容。適度な気合乗りで、疲れや重苦しさを感じさせない走り。ラストの反応と加速も悪くなかった。大幅な上積みまではどうかも、体調面の不安はなさそう。自分の競馬はできる状態。

エクロジャイト【C】
栗東坂路単走(24日)。直線序盤は頭の位置が高く、口向きの難しい面も見せる。その後は鞍上の促しに応じて、それなりに脚を伸ばしたものの、いい時に比べると後肢の力強さが物足りなく映る。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。


サンライズフレイム【A】
栗東坂路単走(24日)。行きっぷり良く、キレのあるフットワークで登坂。身のこなしに軽快感があり、踏み込みも力強い。ラストで口向きの難しさを若干覗かせるも、1週前より我慢がきいており、そのぶん踏ん張りが増した印象。合格点の仕上がりだろう。

パライバトルマリン【A】
美浦W併走(24日)。ラスト重視の調整ながら、身のこなしに硬さはなく、柔らかい脚さばき。前後のバランスが良く、完歩も大きい。強い向かい風に臆することなく、鞍上の手ごたえに余裕を残したまま、懸命に追われる僚馬に悠々と先着。状態の良さがうかがえる好内容だった。

タガノビューティー【B】
栗東坂路併走(24日)。体重のありそうな乗り手だったぶん、促しやステッキに対する反応は鈍く映るが、それでも懸命に真っすぐ前へ進もうとする闘争心は評価できる。最近の追い切りのなかでは、これでも動いているほう。順調とみてよさそうだ。

オマツリオトコ【C】
美浦W併走(24日)。それなりに完歩が広く、トビの高さも維持できている。それはいいのだが、好調時と比べて覇気が薄く映るのは気になるところ。併走相手の鞍上が追い出しを遅らせたため、先着こそ果たしたが……。実戦タイプとはいえ、何かしら物足りなさを覚える内容だった。

アルファマム【A】
栗東坂路併走(24日)。整える程度の内容ながら、動きにキレがあるし、手前替えもスムーズ。集中した様子で鋭さをじゅうぶんに感じる走り。しっかり追えば弾けそうな余韻を残しているのもいい。状態は良く映る。高く評価したい1頭だ。

ケンシンコウ【C】
美浦坂路単走(24日)。仕掛けに対する反応が薄く、スピードの乗りも悪く感じた1週前と比べれば、活気が出てきた。だが、顔を真っすぐ前に向けて走れておらず、鞍上が手綱で修正を試みるも、さほど改善に至らないままゴール。評価を上げるには躊躇してしまう追い切りだった。

アームズレイン【B】
栗東坂路併走(24日)。この馬とすれば、集中力を保って落ち着きのある登坂。整ったフォームで走れていたし、手前変換もスムーズだった。鞍上が抑えていたため、最後は脚勢が少し鈍ったものの、稽古の雰囲気自体は決して悪くない。及第点の仕上がりとみる。


【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。1番手は、⑪パライバトルマリンとする。前後のバランスがいい好フォーム、スラッと脚を長く見せる綺麗なフットワークを駆使して、活気良く走る姿は目を引くものがあった。相手関係や展開などの不確定要素はさておき、仕上がり面での不足はない。


1週前、当該週と2週続けて序盤から意欲的に攻めてきた、⑩サンライズフレイムを僅差の次点に。気配の良さが目立つ、⑭アルファマムも上位評価に値する。

<注目馬>
パライバトルマリン ⑩サンライズフレイム ⑭アルファマム

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