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京都では日曜メインにみやこS(11月5日、GⅢ、ダ1800メートル)が行われる。新興勢力が一堂に会し、新たなダートの主役を決めることになりそうな注目の一戦だ。1着馬にはチャンピオンズC(12月3日、中京、GⅠ、ダ1800メートル)の優先出走権が与えられる。
セラフィックコール(栗東・寺島良厩舎、牡3歳)はデビューから負けなしの4連勝。前走のJRAアニバーサリーSは後方からまくって、3馬身半差をつける圧勝劇。スタートに難点があるものの、重賞初挑戦でも楽しみが大きい。道悪で2勝しており、馬場状態も不問。馬混みでもまれたときにどうかだが、エンジンの違いで突き抜けてきそうだ。
アスクドゥラメンテ(栗東・藤原英昭厩舎、牡4歳)もデビューから5戦4勝と底を見せていない。好位から運ぶレースぶりには安定感があり、前走の柳都S(3勝クラス)の勝ちっぷりから重賞でも即通用の器。休み明けも苦にしないタイプで、まさに試金石の一戦だ。
ワールドタキオン(美浦・斎藤誠厩舎、牡5歳)は4月にJRAに再転入してから、文句なしの勝ちっぷりで3連勝。前走のエルムSで連勝はストップしたが、後方待機のセキフウが勝つ先行馬にはつらい流れのなか、4コーナー先頭から2着に粘ったのは立派。改めて注目したい。
サンライズホープ(栗東・羽月友彦厩舎、牡6歳)は昨年のこのレースを豪快に追い込んでV。それ以降、成績が振るわないが、前走のシリウスSでは久しぶりに2番手と前に行く積極策に出た。結果は8着ながら、あのレースが刺激になるようなら、一変の可能性はある。
昨年のチャンピオンズC3着の実績があるハピ(栗東・大久保龍志厩舎、牡4歳)、同馬をラジオ日本賞で3着に退けたウィリアムバローズ(栗東・上村洋行厩舎、牡5歳)、エルムSは13着ながら1番人気に支持されたペプチドナイル(栗東・武英智厩舎、牡5歳)、この舞台は【1・1・0・0】と相性がいいタイセイドレフォン(栗東・西村真幸厩舎、牡4歳)、ジャパンダートダービー2着のキリンジ(栗東・佐々木晶三厩舎、牡3歳)なども上位を狙える。
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