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〈美浦トレセン〉
破竹の4連勝で重賞に初挑戦するエピファニーは中間の気配が絶好だ。「ひと息入ったけど、毛づやは冬場なのに前走よりずっといい。口向きも良くなっている」と宮田調教師は好調ぶりをアピール。「立ち回りが上手だし、スタミナもあるので初めての距離でも不安はない。張る面も左回りより右回りの方がまし。まだ伸びしろは十分」と期待感たっぷりだ。
ノースブリッジはエプソムC以来の重賞2勝目を狙う。「毎日王冠(5着)が一番状態は良かったけど、今回も順調。この馬のベストパフォーマンスは葉牡丹賞(4馬身差V)だと思っているし、本来は中山の方が合う。内容次第では大阪杯も考えています」と奥村武調教師。
一昨年のオークス以来の白星をつかみたいユーバーレーベン。ジャパンCは10着に敗れたが「その時より状態はいい」と平塚助手。「馬体重は少し増えているけど、調子は悪くない。そろそろいい結果がほしいですね」と久々の勝利を切望している。
レインカルナティオの前走、中山金杯(12着)は直線で不利を受けて完全にブレーキをかける形に。「行き脚がついた勝負どころで挟まれたのが痛かった。参考外とみていいし、ダメージは全くない。中山では必ずいい脚を使うので、スムーズなら」と小西調教師は巻き返しを期待している。
〈栗東トレセン〉
ラーゴムは7戦ぶりの芝だった前走の中山金杯で9着。斉藤崇調教師は「58キロを背負い外を回らされたが、最後は詰め寄るところもありました。ダートを使ったことで折り合うようになっている。距離延長も問題ないと思う」と、2年前のきさらぎ賞に次ぐ重賞2勝目に期待を寄せる。
昨秋の天皇賞15着以来となるバビットは、ひと息入れて状態は良好だ。浜田調教師は「鉄砲は利く。相手どうこうより、自分の競馬に徹したいですね」と先手を主張する構えだ。
シャムロックヒルも先行力を生かすタイプ。佐々木調教師は「中山金杯を除外されたが、そのぶん乗り込めた。ハナに行ってこそのタイプ。バビットの出方が気になるね」とポイントを挙げた。
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