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秋のGI開幕戦スプリンターズSが3日、中山競馬場で行われる。さまざまな角度から有力馬をあぶり出す「ZBAT!ピックアップデータ」では、芝1200メートルの日本レコードを持つファストフォース(栗東・西村真幸厩舎、牡5歳)に注目した。父ロードカナロア、母の父サクラバクシンオーから優れたスピードを受け継いだ夏のスプリント王者が、勢いそのままに短距離王の座まで奪い取る。
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いよいよ、秋のGIが開幕する。短距離王を決める一戦に、今年もGI馬3頭を含む16頭のスピード自慢が顔を並べた。
「ZBAT!ピックアップデータ」ではまず、2019年以降の中山芝1200メートルの厩舎別成績に注目した。関東エリアの競馬場だけに美浦所属が上位に名を連ねるなか、10戦4勝の勝率40%でトップ(10回以上出走)に立ったのが栗東・西村真幸厩舎。単勝回収率は驚異の1551%で、理論上は購入額の15倍のリターンを期待できる計算だ。
好相性の舞台に同厩舎は2頭を送り込んできたが、狙いたいのはファストフォース。2走前のCBC賞は8カ月の長期休養明け、3勝クラスからの格上挑戦で臨み、1分6秒0のJRAレコードで逃げ切った。前走の北九州記念は一転して力の要る稍重馬場となったが、好位からしぶとく脚を伸ばして2着を確保。実績馬を押しのけてサマースプリントシリーズ王者に輝いた。鮫島駿騎手は「CBC賞はあれだけの休み明けでレコード勝ち。能力がある証拠ですし、まだ今年2回しか使っていないので、伸びしろしか感じません」と充実ぶりに目を細める。
近2走は平坦の小倉コース、ハンデ戦での好走。今回は初めての中山コース、57キロへの斤量増が鍵となるが、鞍上は「馬格があるので(斤量は)そんなに苦にしないと思う。パワーを感じるタイプで、直線に坂のある中山は向くと思います」と前向きにとらえている。台風16号の影響で関東地方は金曜に雨予報が出ており、馬場不問の実績も大きなアドバンテージとなりそうだ。
血統背景も舞台にマッチする。父ロードカナロアは2012、13年にこのレースを連覇。母の父サクラバクシンオーも1993、94年と連覇しており、まさしく“スプリンターズSの申し子”といっていい。鮫島駿騎手は「枠順とスタートはポイントになりますが、ゲート(の出)が安定しているので、スタートには絶対的な自信があります。このメンバー相手にどれだけやれるか、楽しみの方が大きい」と力を込める。
厩舎の舞台相性、持ち時計、血統と三拍子そろった夏の短距離王。初挑戦のGIで一気にスプリント界の頂点にまで上り詰めてもおかしくはない。
★スプリンターズSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
★史上初快挙へ…ファストフォースは3歳時の2019年6月にJRA(現在と同じ栗東・西村真幸厩舎に所属)でデビューしたが、その年の夏までに勝ち上がれず、6戦0勝で登録抹消。移籍したホッカイドウ競馬(田中淳司厩舎)で4戦3勝の成績を挙げ、4歳夏から再びJRA所属となった。グレード制が導入された1984年以降、JRA・GIを制した地方出身馬はオグリキャップ(有馬記念などGI4勝)をはじめ過去7頭いるが、いずれも地方デビュー後にJRAへ移籍したもの。ファストフォースが勝てば、JRAに再転入した(地)馬として史上初のJRA・GI制覇となる。
★29年ぶりGIオール関西馬…今年のスプリンターズSは出走16頭全て関西馬となった。GIで出走メンバーがオール関西馬なのは1992年宝塚記念以来29年ぶり。
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