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交流GI・南部杯が12日、盛岡競馬場で16頭によって争われ、田辺騎乗で6番人気のアルクトス(JRA)が好位追走から直線の追い比べを制してV。昨年2着の借りを返して交流GI初制覇を飾った。勝ち時計の1分32秒7はダート1600メートルの日本レコード。2着は今年のフェブラリーSの覇者モズアスコット(JRA)で、大井所属のモジアナフレイバーが3着に入った。
◇
雨ニモ負ケズ、GIホースたちの重圧にも負けず…。3年ぶりの稍重馬場で頂点に立ったのは、6頭が名を連ねたGI馬ではなく昨年2着のアルクトス。1分32秒7の日本レコードタイムで快勝だ。
「若いうちからコンビを組ませてもらって、一段一段階段を上がってやっと大きいところを勝てた。昔からのレースが浮かんできました」
ずぶぬれとなった田辺騎手の瞳が、少し潤んで見えた。500万下条件(現1勝クラス)だった2年前の5月から手綱を取り続けて14戦目。待望の瞬間は、正攻法でもぎ取った。1000メートル通過57秒3の激しい先行争いを4番手で運び、最後はモズアスコットをねじ伏せる横綱相撲。「あのへんで運びたいと思っていたし、余裕をもって運べた。去年よりメンバーも濃かったし、絶好調でも勝てないんじゃないかと思っていたけど、よく勝ち切ってくれた」と愛馬をねぎらった。
栗田調教師は待望のGI初V。今年は思うような走りができていなかっただけに「調教コースを替えたり、工夫しながら鍛えてきた。馬場も味方してくれたし、馬の勢いも戻っていた。携わった人みんなに感謝したい」と感無量だ。当初はこのあとにGIII・武蔵野Sを視野に入れていたが「オーナーと相談します」。さらなる大舞台を見据えることになりそうだ。
みちのくの地で時計の限界をも突破した新王者。岩手山は雨にかすんでいたが、“北斗七星”はきらきらと輝いていた。(内海裕介)
■アルクトス父アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡5歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道新冠町・須崎牧場の生産馬で、馬主は山口功一郎氏。戦績17戦8勝(うち地方3戦1勝)。獲得賞金2億294万3000円(うち地方6770万円)。重賞は2019年GIIIプロキオンSに次いで2勝目。マイルCS南部杯は栗田徹調教師が初勝利、田辺裕信騎手は16、17年コパノリッキーに次いで3勝目。馬名の意味は「北斗七星(ギリシャ語)」。
★売り上げ新記録…12日の南部杯の売り上げは17億7595万900円となり、盛岡競馬場で行われた従来の記録(11億4897万3500円=2018年)を大幅に上回るレコードとなった。
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