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<札幌競馬場>
GI3勝馬ラッキーライラックは宝塚記念6着後の放牧から栗東トレセンに帰厩し、12日にCWコースで7ハロン95秒8をマークしてから移動。14日に札幌競馬場に到着してからも元気いっぱいだ。丸内助手は「輸送しても体は全然減らなかったし、初めての場所でも落ち着いている。昨年の香港遠征(ヴァーズ2着)を経験して、精神的にすごく強くなった。馬体重は(18日で)536~538キロくらい。レースは530キロ前後で出したい」と順調ぶりを語った。
トーセンスーリヤはGI初挑戦の宝塚記念(7着)で逃げて見せ場を作った。「前走は厳しい展開の中で頑張っていたし、GII、GIIIだったらやれる手応えをつかんだ。今回は放牧を挟んで少し緩さは残るが、それも徐々に良くなっている。洋芝も合う」と小野調教師。札幌芝は【1・1・1・1】。オール4着以内の舞台巧者で侮れない。
3年前のマイルCS勝ち馬ペルシアンナイトは今春、ドバイ中止でレース間隔があいた安田記念9着、馬場悪化が影響した宝塚記念15着と不運が続いた。斉藤助手は「馬の雰囲気はいいし、ここでやれてもいいと思う。昨年(5着)の走りも悪くなかったし、2000メートルまでは大丈夫。いい馬場でやれれば」と巻き返しを期待する。
ただ1頭の3歳馬ブラックホールは、前走の日本ダービー(7着)でゴール前の勢いが目立っていた。三尾助手は「あのときよりもひ弱さが抜け、馬体がたくましくなってきたし、以前より落ち着きもある」と心身の成長を実感。洋芝適性も高い札幌2歳S覇者が年長馬撃破を狙う。
★札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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