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今週の『馬人』は、七夕賞で2週連続重賞Vを狙う内田博幸騎手(49)=美・フリー=をクローズアップする。コンビを組むクレッシェンドラヴは手塩にかけて育てあげてきたパートナー。今週も夏本番が近づくみちのくで熟練の技を見せてくれそうだ。
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入念に積み重ねるコンタクトが自信の源だ。8日のクレッシェンドラヴの追い切り。馬上には3週続けて内田騎手の姿があった。美浦Wコース5ハロン66秒6のアクションに「先週しっかりやってあるし、もう追って動かす必要もない。反応はいいし、落ち着きが出ているのはいい方に出ると思う」と納得の笑顔だ。
クレッシェンド=音楽記号でだんだん強くなるという馬名の由来のままに、着実に力をつけて2走前の福島記念で重賞制覇。もっとも主戦には3年前の初コンビ時から大成する予感があった。
「未勝利を勝ったとき(2017年2月)に、いずれ重賞を勝てると思って、調教師やオーナーさんにじっくり育てましょうと話したんだ。勝負だから本当は勝たないとダメだけど、まず、しっかり成長させていこうと皆の考えが一致した」
自らの直感を信じ、高い素質と“キレやすい”性格が同居するパートナーに稽古でも率先して手綱を取ってきた。実を結んだ福島記念に「(馬が)少しずつ勉強したからこの勝利がある」と胸を張る。「成長して心身のバランスが以前と違う。(自ら騎乗して)2、2、1着の福島が合わないわけはないし、重馬場もこなせる気がする」と2つ目のタイトルを意識するのも当然だ。
騎手冥利に尽きるV。急きょの代打指名に応えた先週のラジオNIKKEI賞もまた違った意味でそんな一戦だった。逃げて5馬身差で圧勝した騎乗馬バビットを「すごいスタミナ。普通は止まるペース」とたたえつつ、騎乗予定だった団野騎手には「必要なステップ。悔しい思いを知らないと勝てないから」。落馬負傷で重賞初制覇のチャンスを逃した2年目の後輩に、大ベテランらしい“金言”を送った。
出身は福岡県。記録的な豪雨に苦しむふるさとへ「自分の地元(旧三潴町、現久留米市)は大丈夫だったようだけど、九州全体が本当に大変な状況。簡単にがんばってとはいえない」。言葉ではなく渾身(こんしん)の騎乗でエールを。26日に50歳となる内田騎手の瞳はきらりと輝いていた。(内海裕介)
★七夕賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
■内田博幸(うちだ・ひろゆき) 1970年7月26日生まれ、49歳。福岡県出身。89年4月に南関東・大井の松浦備厩舎所属で騎手デビュー。地方通算1万7680戦3153勝の成績を残し、2008年3月にJRAへ移籍。09年には年間146勝をあげ、初の全国リーディングに輝いた。JRA通算1万1332戦1244勝。うちGIは10年日本ダービー(エイシンフラッシュ)など12勝。今年は17勝で全国リーディング39位(9日現在)。
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