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2月15日の東京11Rで行われた第55回クイーンカップ(GIII、3歳オープン、芝1600メートル、別定、牝馬限定、14頭立て、1着賞金=3500万円)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気ミヤマザクラ(栗東・藤原英昭厩舎)が3番手追走から直線はしっかりとした脚取りで伸び、大外から強襲したマジックキャッスル(4番人気)をクビ差退けて重賞初制覇を飾った。タイムは1分34秒0(良)。
クビ差+3/4馬身差遅れた3着にセイウンヴィーナス(12番人気)が続き、1番人気のルナシオンは出遅れが響いたか10着に終わった。
クイーンCを勝ったミヤマザクラは、父ディープインパクト、母ミスパスカリ、母の父ミスターグリーリーという血統で、GII・スプリングSの勝ち馬マウントロブソンの全妹にあたる。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は4戦2勝。
◆福永祐一騎手(1着 ミヤマザクラ)「桜花賞に向けて初めてのマイルだったので、好位からどれぐらいの脚を使うかとうい競馬をしたかったのに、粘るような競馬になってしまった。馬が強く、能力は高いが、次のGIに向けて馬に負担をかける競馬になってしまったのは不本意です」
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