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【フローラS】大竹師を直撃!良血ピースフルに手応え
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中央競馬はGIの中休み。今週末はGIIのサンケイスポーツ賞フローラS(26日、芝2000メートル)が東京競馬場で行われる。1、2着馬に、3歳牝馬クラシック2冠目のオークス(5月24日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権が与えられる重要な前哨戦だ。権利奪取を狙うホウオウピースフルは、半兄に有馬記念優勝馬ブラストワンピースを持つ良血馬。管理する大竹正博調教師(50)=美浦=に手応えを聞いた。(取材構成・柴田章利)
◇
--芝1800メートルの新馬戦と芝2000メートルの百日草特別を連勝。3戦目に選んだ芝1600メートルのクイーンCは6着だった
「距離が短かったのかなあ。気性的にマイルは向いているんじゃないかと思ったけど、こちらの想像以上についていけなかったからね」
--気持ちと体がまだ合致していない感じ
「普段からうるさい面を見せることがあるからね。でも、兄のブラストワンピースもこの時期はイレ込みがきついところがあったから」
--前走後もそういう面は残る
「落ち着いてはいないね。前走時よりはましだけど。ただ、カイ食いは良くなった。あとは気持ちのコントロールさえつけば」
--カイ食いが安定したことで、調整は順調にできる
「そうだね。帰厩してからの調整自体は順調にきているよ」
--1週前追い切りはWコースで6ハロン82秒5-12秒8
「調教は目立たないタイプみたいだね。今回も最後が渋いから、こんなものかな、と思って過去の調教映像を見直してみたけど、こんなものだった(笑)。でも、いつもこんな調教で走っているからね。騎乗した助手は『いいですよ』と言っていたしね」
--兄がブラストワンピースということで、注目される
「あまり似ていないよ。ブラストは牡馬だし、細やかさがないというか、昔からおじさんみたいな馬。ピースフルは牝馬で繊細。まだ乙女という感じ。まあ、これぐらい(の時期)からカイバを食べるようになった点は似ているかな」
--百日草特別と同じ東京の芝2000メートル
「馬体は前走と同じぐらいで出せそう。ここは1度勝っている舞台だからね。デビューから2戦はスローペースでいい脚を使ったから、今回もそういう流れになってくれれば、いいと思う」
■大竹正博(おおたけ・まさひろ) 1969(昭和44)年12月30日生まれ。50歳。東京都出身。麻布大獣医学部卒。厩務員、調教助手を経て2009年に茨城県・美浦トレセンで厩舎を開業。11年GIIフィリーズレビュー(フレンチカクタス)でJRA重賞初勝利を挙げ、18年の有馬記念(ブラストワンピース)でJRAのGI初勝利を達成した。主な管理馬はルージュバック(17年GII産経賞オールカマーを含む重賞4勝)など。20日現在、JRA通算2648戦255勝(うちGI1勝を含む重賞13勝)。父は元騎手の大崎昭一氏。
★レース展望…牡馬相手の京成杯で2着のスカイグルーヴが中心的な存在。4代母ダイナカール、3代母エアグルーヴはともにオークス馬で、樫の舞台へ進むにふさわしい良血馬だ。同じファミリーのレッドルレーヴもフラワーC2着の実績馬。レース運びがうまく、舞台替わりに不安はない。ホウオウピースフルは、マイル戦のクイーンCでは6着と後れを取ったが、東京芝2000メートルなら巻き返せる。この距離2戦2勝のウインマリリンもV圏内。
★サンケイスポーツ賞フローラS…サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別の名称で、1966年に創設。2001年から現在の名称となった。84年のグレード制導入時にGIIに格付けされた。86年まで芝1800メートルで施行され、芝2400メートルのオークスとの関連性を重視し、87年から距離が延長されて芝2000メートルとなった。当初は5着までにオークスの優先出走権が与えられていたが、91~17年は3着、18年から2着までとなった。フローラS優勝馬のオークスの成績は過去10年で、10年サンテミリオンが1着同着、16年チェッキーノ、17年モズカッチャンが2着となっている。
★父はGI6勝オルフェーヴル…ホウオウピースフルの父オルフェーヴルは2011年の三冠馬で、GIは6勝。産駒はエポカドーロ(18年皐月賞)、ラッキーライラック(17年阪神JF、19年エリザベス女王杯、20年大阪杯)など。半兄ブラストワンピース(父ハービンジャー、牡5)は同じ大竹厩舎所属で活躍中。18年にデビューから3連勝で毎日杯を勝ち、2番人気の日本ダービーは5着。秋は1番人気の菊花賞で4着に敗れたが、暮れの有馬記念で厩舎にとっても初となるJRA・GI制覇を果たした。今年はAJCCで重賞5勝目を挙げた。
★サンスポ賞フローラSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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