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今週の『覆面記者の耳よりトーク』は産経賞セントウルSを徹底取材。秋競馬の開幕を告げる一戦は、残暑への対応がポイントに挙がった。活躍が目立つ牝馬の中から軽量52キロのイベリス、北九州記念を勝ったダイメイプリンセスの評価が高い。タワーオブロンドンには中1週の臨戦過程を不安視する声があった。
記者A 産経賞セントウルSは“本社杯”や。ビシッと当てんと看板に泥を塗ることになる。夏バテしとる場合やないぞ。
記者B 言わずもがな、ですよ。その『夏バテ』がキーワードで、X調教師は「今週はまた暑さがぶり返してきたから、そこがどう響くかやろう。夏に使ってきた組は疲れが出る頃やしな」と見立ててました。
記者C イベリスが狙い目やで。夏休みでリフレッシュして、追い切りの動きも活気十分。V騎手は「残暑厳しい時期やからか、牝馬が活躍するレース(近10年で4勝、2着3回)。最大6キロある斤量面のアドバンテージも大きい」と猛プッシュや。
記者D 北九州記念で復活Vを飾ったダイメイプリンセスも侮れません。Q助手は「森田厩舎は使い込んで成績を上げてくるタイプが多い。次のGIより、サマースプリントシリーズが狙いやろう」と、陣営の胸の内を読んでいましたよ。
記者E いやいや、ここは高松宮記念を勝ったミスターメロディで決まりや。P調教師は「今年はメンバーがかなり手薄。能力がちゃうわ」と。近年は2016年のビッグアーサー、18年のファインニードルと高松宮記念のウイナーが順当勝ちしてるのも付け加えとくわ。
記者B うーん…。僕はZ騎手が「左回り【4・1・0・2】に比べて右回り【0・2・0・1】はパフォーマンスが落ちる。ここで駄目なら左回り専用シフトに切り替えてくるでしょう」と、指摘してたのが気になりますけどねえ。
記者A タワーオブロンドンはさすがに強行軍やろう。X厩務員は「北海道帰りでの中1週で、また阪神までの輸送もあるから」と気にしとったわ。
★産経賞セントウルSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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