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まずは先々週の天皇賞(秋)の回顧から。ドカーンと当たり、もっと買っておけばなあ、と思いましたが(土曜や日曜のその前までのレースがイマイチな結果続きで)、勝った数十万持って、娘ふたりと買い物に行きました。いつもヒモ4頭にして、3連単12点にしてきたのですが、ヒモ5頭にして三連単20点にして、その5頭目に入れたパンサラッサが、過激なハイペース逃げで残ってくれて、ありがたかったです。先週土日はG1ありませんでしたが土日ともに大爆発(その前のJBCは完全な不発でしたが・・)ニュースでおわかりのように、北海道は東京超えの患者発生数で、そもそも人口多くないし、人口密度も低いのにコロナ猛威をふるっていますが、仕事忙しい時こそ、頑張れと、いい馬券当たってくれるはず。それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 デアリングタクト:一昨年は秋華賞を勝った後(三冠達成)にこのレースを選ばずにJCに向かって3着したようにかなり強かった。ただ長期休養明けは、それなりに頑張っているものの闘争心薄れてきたのか、終いが甘い状況。秋の始動戦のオールカマーはアレ?という1番人気6着と凡走。中山が向かなかった可能性もありそうだが、しぼんできた牝馬の立て直しは難しく、そろそろ繁殖入りを考える状況なのかも。歴史的名牝なのだが一番人気で買う妙味なさそう。
2番人気想定 スタニングローズ:バラ一族だけに、G1の前哨戦を勝って、本番は惜敗というパターンを予測してたが、秋華賞は坂井騎手の絶妙騎乗もありしっかり勝ち切った。当然有力ではあるが、再度あそこまでの騎乗はなかなか難しそうで、ヒモには当然入れたいが頭まではどうか、という存在。
3番人気想定 ナミュール:阪神JFや桜花賞で1番人気に推されたように、世代トップレベルの評価だが、ハービンジャー産駒だけあり、もたついたり、7戦中5戦で出遅れたりあおったりと不器用きわまりない状況。前走は秋華賞で終いグイグイ追い込んできたが、まだまだ半信半疑な感じで、流れ落ち着いたら不発あるか。ただ夏場のゲート練習が本物で前走同様それなりに出れば能力高く、当然やれてよい。
4番人気想定 ジェラルディーナ:モーリス×ジェンティルドンナという良血配合だけあり、レース運びのセンスあふれる馬で、ここ3走は鳴尾記念2着、小倉記念3着、オールカマー勝ちと、頑張ってきたが、正直G1だとセンスだけでは厳しいものがあり、沈むとしたらここか。
5番人気想定 ウインマリリン:昨年は得意の中山で日経賞勝ちやオールカマー勝ちがあったが今年はやや低迷。ただ札幌記念で久々に3着に食い込んで馬券になった。ただこの札幌記念の上り37.7秒が示すように、厳しい流れになって上りがかかる時に浮上してくる馬。マイネルやウイン軍団は故・岡田総帥の好みでスタミナ牝系大好きなので、道悪や厳しい流れで浮上してくるのだが、あまり行く馬が居らず、ペースがゆるむと良くないタイプ。ただ調教は豪快に動いており、レーン騎手が先行から早め先頭で押し切るのもあるのでは。
6番人気想定 ピンハイ:5戦2勝とキャリア浅いが、前走の準オープンも結構強い勝ち方で、ミッキーアイル産駒だけに距離でなめられるようなら積極的に買いたい。母父のジャングルポケットや、母母母タックスヘイブンと距離は十分こなせるのでは。桜花賞5着、オークス4着とそれなりにいい線いってた割に人気無く、川田騎手を前走から乗せているように(高倉騎手には気の毒だが)、ここで戴冠あっておかしくない存在では。
7番人気想定 アカイイト:昨年のこのレースを10番人気ながら勝った馬だが、不安定な出遅れ癖のある追い込み馬で、ここ3戦でさっぱりなように、買えない。
8番人気想定 マジカルラグーン:アイルランドのオークス馬だが、日本と全然馬場が違うので、道悪にでもならなければガリレオ産駒だけにスピード負けするのでは。道悪要員か。同じ愛オークス馬のスノーフェアリーが強烈だっただけに、もっと人気になるかもしれないが、ああはいかないのでは。
9番人気想定 アンドヴァラナウト:昨年の秋華賞3着馬で、前走の府中牝馬Sも3着と頑張った。地味だがトップクラスとそう差はなく、またまた3着くらいを期待してヒモにはいいのでは。
10番人気以下想定
イズジョーノキセキ:前々走の準オープン勝ち、前走は府中牝馬S勝ち(12番人気ながら)で、昨年のこのレースでも5着と適性高く、穴にぴったりでは。鞍上もルメール騎手のよう。
ウインマイティー:一昨年のオークス3着馬で一昨年のこのレースでは12番人気14着だった。前走の京都大賞典で3着して元気で、ゴールドシップ産駒らしく長めの距離は向いているのだろうが、G1でどうこういう感じではない。
ウインキートス:ゴールドシップ産駒らしく長い距離で結果残してきて、この2戦も目黒記念3着、オールカマー3着と頑張っている。ただ昨年のもう少し今年より元気だった状況で5番人気10着だったように、少し力落ちてきた今年は期待できない。
ライラック:中山でしか馬券になっておらず、輸送や関西での競馬での激走は期待薄。
テルツェット:キャリア浅いながらも12戦7勝と結果残してきた。ただ1800M以下での実績ばかりで、昨年のこのレースで4番人気11着だったように、このレースの適性低そう。
ルビーカサブランカ:1月の愛知杯勝ち馬だが、以降は牝馬重賞で馬券に絡めず。G1で、どうこう言う感じではない。
クリノプレミアム:3月の中山牝馬S勝ち馬(15番人気だったが)だが、馬券になったのは1800Mまでで、この距離は向かない。
サンテローズ:7戦4勝と、あまり順調に使えない中でオープンまで駆け上がってきた。まだまだのびしろありそうで出られれば、穴で狙ってみてもいいのでは。
シャムロックヒル:昨年のマーメイドS勝ち馬だが1年半馬券になっておらず、厳しい。
ローザノワール:重賞実績が無く、前走の府中牝馬Sも15着と惨敗。確変中の田中勝騎手とはいえ、厳しいのでは。
ホウオウエミーズ:新潟牝馬Sを8番人気ながら勝っての参戦となるが、相手がかなり弱かったのもあり、ここでは厳しいのでは。
フィオリキアリ:桜花賞でデアリングタクトの7着、オークス14着、秋華賞10着と世代トップレベルで戦った後に、ようやく今夏準オープンを勝ったが、クイーンS8着、札幌記念8着と、それなりに頑張っているがG1で馬券になるかというと無いのでは。
<まとめ>
有力:ピンハイ、ウインマリリン
ヒモに:スタニングローズ、アンドヴァラナウト、ナミュール
穴で:イズジョーノキセキ、サンテローズ
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。TERAMAGAZINE|2022年11月10日 15:10 | (4) |
イズジョーノキセキは有力だと思います
府中牝馬ステークス優勝馬は強い
G3の牝馬ステークスとは格が違う
(優勝馬)
ディアドラ
ドバイターフG1・3着
ナッソーSG1優勝
香港カップG1・3着
伝統ある愛チャンピオンSG1・4着
格式あるエクリプスSG1・5着
ミッキークイーン
オークス秋華賞2冠馬
(エリ女杯は3歳時は不出走、4歳5歳共に3着)
ファインモーション
デビューから無敗の6連勝で秋華賞エリ女杯G1を2連勝
ジェラルディーナはとても難しい
天皇賞春3着テーオーロイヤル
目黒記念G2勝ち馬ウインキートス
ダービー3着、鳴尾記念1着ヴェルトライゼンデ
そしてクラシック3冠馬デアリングタクト
強敵揃いのオールカマーで1着
母は牝馬クラシック3冠ジェンティルドンナ
人気になりそうですが
ジェンティルドンナ(ノーザンF生産)は
ただ貰いと言われた
エリ女杯(優勝本賞金1億円+α)でなく
同じ社台大手クラブ
サンデーレーシング所属
昨年の牡馬クラシック3冠馬オルフェーヴル(社台コーポ生産)
が出走するジャパンカップ(優勝本賞金2億5000円+α)で優勝
(ジョッキーのラフプレイ?グレイだがセーフ)
『母ジェンティルドンナはエリ女杯に縁がない競走馬』
秋華賞馬スタニングローズ
クラシック3冠馬ですら3歳でエリ女杯優勝は相当至難
初G1制覇が秋華賞のみでは厳しい
秋華賞創設後
秋華賞→エリ女杯とG1を3歳で2連勝した競走馬は
名牝ダイワスカーレット
生涯成績12戦[8-4-0-0]
ファインモーション
デビューから無敗の6連勝で秋華賞エリ女杯G1を2連勝
メイショウマンボ
(エリ女杯優勝後、Vマイル2着後は交流G3・3着以外18戦全て2ケタ着順 涙)
3頭のみです
エリ女杯2連覇(4歳5歳)メジロドーベルは3歳時は不出走
オークス秋華賞2冠馬(桜花賞2着)のクラシック実績馬
後の宝塚記念馬スイープトウショウですら5着
(エリ女杯は4歳2着。優勝したのは5歳、引退レースの6歳時は3着)
エリ女杯はリピーターG1
メイショウマンボが典型的
直近成績がサッパリでも全く関係ない
昨年の優勝馬
〇アカイイト
馬券圏内なら十分にある
勝つのはクラシック3冠馬
◎デアリングタクト
エリ女杯はクラシック馬が古馬になって優勝するG1