中央競馬ニュース

【香港カップ】レース展望

 0   2   1,263
シェアする  x facebook LINEで送る
【香港カップ】レース展望

香港国際競走が11日、シャティン競馬場で行われる。4つのGⅠに日本馬は総勢14頭で挑む。

日本馬が3連覇中のカップ(芝2000メートル)には最多5頭がスタンバイ。その中で実績最上位はパンサラッサ(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)だ。昨秋に大逃げスタイルが定着して素質が開花。今年初戦の中山記念を快勝すると、続くドバイターフでは世界の猛者とも渡り合い、前年覇者ロードノースと1着同着でGⅠ初制覇を飾った。その後、宝塚記念こそ8着に終わったが、札幌記念2着を使ってまた体調を上げ、前走の天皇賞・秋ではこの馬らしい1000メートル通過57秒4のハイペース逃げを打ち、イクイノックスに1馬身差の2着ながら名勝負を演出した。覚醒した昨秋以降、1800~2000メートルのカテゴリーなら【4・2・0・0】の信頼度。舞台が香港に移っても、らしさ全開の大逃げで現地ファンの度肝を抜いてくれるだろう。

ジャックドール(栗東・藤岡健一厩舎、牡4歳)はそのパンサラッサ札幌記念で破っている。3歳秋から4歳春にかけて5連勝をマークし、金鯱賞で重賞初制覇した実力派だ。ここまでデビューから12戦全てで2000メートルを使ってきたことでレースのリズムは体に叩き込まれている。GⅠでは大阪杯5着、天皇賞・秋4着とタイトルに手が届いていないが、武豊騎手との初タッグで初戴冠の期待が高まるばかりだ。

ハイレベルな現3歳世代からは皐月賞ジオグリフ(美浦・木村哲也厩舎、牡3歳)が参戦。前走のマイルCS2着で改めて高い能力を示したダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)、昨年の大阪杯圧勝が光るレイパパレ(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)も得意の2000メートルなら復活があっていい。


日本馬のライバルとなるのは9戦8勝のロマンチックウォリアー(香港=C・シャム厩舎、騸4歳)。同舞台で行わた今春のクイーンエリザベス2世Cなど目下3連勝中で地元馬では頭ひとつ抜けた存在だ。同厩舎のトゥールビヨンダイヤモンド(騸6歳)もクイーンエリザベス2世C、香港ジョッキークラブCともにロマンチックウォリアーの2着で上位争いに食い込んできそうだ。




この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る