【スプリンターズS】最新ナマ情報2014年10月5日(日) 05:05
◆じっくりと運動〔2〕ローブティサージュ
(2)ローブティサージュは金曜夕方に新潟競馬場に到着し、土曜朝は厩舎地区で1時間の運動。「落ち着いていますよ。カイバはもう少し食べてほしいけど、もうひと晩過ごせば食べるようになると思う。きょう(4日)が競馬じゃないことを教えるために、午後からもう一度運動に出します」と野本厩務員。繊細なタイプだけに、レース当日の馬体重に注目だ。
◆確実に上昇気配〔3〕トーホウアマポーラ
(3)トーホウアマポーラは初めての新潟への輸送を順調にこなした。前走のセントウルSは中間の挫跖でレース間隔があいたため8着に敗れたが、「1回叩いて状態は上がっている。厩舎が替わってから初めて併せ馬で追ったし、ジョッキー(幸騎手)の感触でしまいも伸ばした。今回は気配がいいですよ」と都出厩務員。調子は着実に上がっている。
◆もうひと雨願う〔6〕コパノリチャード
高松宮記念を制した(6)コパノリチャードは、春秋スプリントGI完全制覇をかけて新潟に乗り込んできた。「おとなしい馬なので輸送は問題ない。(久々でも)追うごとに動きが良くなっているし、もう少し雨が降ってくれた方がいい。枠も(6)番なので、前々で競馬することになると思う」と岡田助手は道悪を味方に好勝負をもくろむ。
◆〔9〕ストレイト元気いっぱい
(9)ストレイトガールは午後5時に到着。軽やかなステップで馬運車を降りて、体の張りつやともに良く、見るからに元気いっぱいだ。「渋滞もなく順調に来れた。輸送中もおとなしいし、心身ともに成長したのが大きいね。枠は真ん中なので、馬場のいいところを選びながら走れると思う。デキに関しては今までで一番いい」と田中博助手は状態の良さに太鼓判を押す。
◆心身ともに充実〔10〕マヤノリュウジン
(10)マヤノリュウジンは午後1時すぎに到着した。渡辺正助手は「この馬は続けて使うことができなかった馬だけど、今はコンスタントに使えているし、心身が充実している証拠。馬場も時計が速くなるよりは少し渋ってくれたほうがいい」と降ったりやんだりの新潟の天気を歓迎していた。
◆筋肉ついてきた〔11〕ハナズゴール
4月末の豪GIオールエイジドSを勝って以来となる(11)ハナズゴールは、新潟競馬場の角馬場で軽めの調整。加藤助手は「リラックスさせる調教。新潟に入った当初より筋肉がついて背中の感じが違ってきた。(4日の)朝イチに雨が降っていたが、前走を勝ったときも雨が降って馬場が濡れていた。稍重程度なら大丈夫」と感触を伝えた。
◆名手・武に託す〔12〕ベルカント
唯一の3歳馬(12)ベルカントもスムーズに新潟へ到着。藤本助手は「最近のレースは物足りない結果だが、けいこの動きは抜群だし、ちょっとしたきっかけで走ってもおかしくない。新潟のGIを勝っているのはユタカさんだけだし、お任せします」と、武豊騎手に12年前の再現を期待する。
◆メンタル面成長〔13〕レッドオーヴァル
(13)レッドオーヴァルは輸送後も落ち着いた雰囲気。石井助手は「輸送ではイレ込まないタイプ。こちらに着いてからはカイバを食べているし、札幌に滞在した当初より落ち着いている。3歳時より精神的に大人になっている」と、メンタル面がたくましくなったと話す。雨で湿った馬場に対しても「高松宮記念(14着)は特殊なケース。ある程度の道悪なら対応できる」と力を込めた。 |
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【スプリンターズS】最新ナマ情報2014年10月4日(土) 05:07
◆枠より馬場が…〔3〕トーホウアマポーラ
2走前のCBC賞で重賞初Vを飾ったトーホウアマポーラは〔2〕枠(3)番。「フルゲートなので大外枠は嫌だけど、どこでもいいと思っていた。内でも外でも結果は出ているからね」と高橋亮調教師は納得する。「枠より新潟の馬場の傾向がどうかの方が気になる」と話した。
◆外めが良かった〔5〕マジンプロスパー
キーンランドC3着のマジンプロスパーは、〔3〕枠(5)番からのスタート。中尾調教師は「もまれ弱いので、外めの方が良かった」と肩を落とした後「ま、仕方ないからね。ゲートをうまく出てスッと外に出せてスムーズに行ければ」と続けた。
◆勝てる仕上がり〔9〕ストレイトガール
函館SS11着から巻き返しを図るストレイトガールは、〔5〕枠(9)番に決まった。「真ん中でよかった。一番いいんじゃないか」と藤原英調教師は満足げ。この日は坂路を4ハロン65秒9-15秒3で軽やかに駆け上がった。「追い切り後の気配もグッド。勝てる仕上がりになった。何の心配もない」と指揮官はGI奪取に自信をのぞかせた。
◆好気配アピール〔10〕マヤノリュウジン
〔5〕枠(10)番のマヤノリュウジンの庄野調教師は、「真ん中より外が欲しいと思っていた」と納得の表情を見せた。この日は坂路でラスト1ハロン13秒5(4ハロン63秒4)をマーク。「最終追い切りの全体時計(4ハロン54秒7)をもう少し詰めたかったので、きょうはしまい伸ばした。いつもと変わらない感じだよ」とトレーナーは好気配を伝えた。
◆安田師4連覇へ〔13〕レッドオーヴァル
レッドオーヴァルは〔7〕枠(13)番。安田調教師は「もう少し内めで、偶数がよかったですけどね。輸送で体が減ると思いますが、440キロはキープしたい」と馬体重をポイントに挙げた。同師は2011年からスプリンターズSを3連覇しており、今回勝てば史上初の同一GI4連覇の快挙。「こんなチャンスは2度とない。やってみたいですね」と意欲を見せた。
◆気合乗った走り〔16〕セイコーライコウ
GIIIアイビスサマーダッシュの勝ち馬セイコーライコウは、坂路を軽めに1本。調教では本気で走らないが、レースが近いことを知って金曜の朝は気合の乗った走りだった。枠順は、〔8〕枠(16)番に決まった。「もう少し内が理想でしたが、馬場のよいところを選びながらレースを進めることがきますね」と、鈴木助手は外枠を前向きにとらえていた。 |
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【スプリンターズS】前哨戦を斬る2014年10月3日(金) 05:03
【UHB賞】後方から鬼脚発揮!リュウジン連勝2014年8月18日(月) 05:00
UHB賞(17日、札幌11R、3歳上オープン(混)(特指)、ハンデ、芝1200メートル、1着本賞金2100万円=出走16頭)池添謙一騎乗の4番人気マヤノリュウジン(栗・庄野、牡7、父キングヘイロー)が後方待機から直線で鋭く伸びて快勝。前走のバーデンバーデンCに続く勝利でJRA通算6勝目(JRA18戦目)。タイムは1分9秒0(良)。この後はセントウルS(9月14日、阪神、GII、芝1200メートル)を挟んでスプリンターズS(10月5日、新潟、GI、芝1200メートル)に進む。1番人気クリスマスは15着だった。
◆池添騎手(マヤノリュウジン1着) 「位置は後ろだったが、離されないように付いていった。まだ重く、息遣いはもう少しという感じだったが、力のあるところを見せてくれた」
◆三浦騎手(スマートオリオン2着) 「とぼけたりフワッとするから窮屈なところで競馬をしようと思った。1頭になってフワフワしたところを来られてしまった」
◆四位騎手(ブランダムール3着) 「不利な〔8〕枠で、これだけやれるのだからたいしたもの。力を付けている」
◆丸山騎手(クリスマス15着) 「前が詰まってスペースがありませんでした。内枠がアダになってしまいました」
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