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京王杯2歳Sの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ファンタジスト
10月18日と同25日に栗東坂路でラスト11秒台の好ラップを記録しているように、状態面の不安はなさそう。最終追い切りは緩めの調整でキッチリと加速ラップを計時。全体時計は平凡だが、力を要するコンディションだったことを勘案すれば、過度に不安視するような内容ではない。好勝負可能のデキとみる。
②メイショウオニテ
栗東CWで行われた1週前追い切りでは、長めから上々のラップを記録。ここまでは良かったのだが、今週の坂路追い切りの内容が今ひとつ。緩めの調整、力を要する馬場状態を考慮しても、動き、時計ともに物足りない。今回は静観のスタンスをとったほうがいいだろう。
③ココフィーユ
最終追い切りは坂路で併せ馬を実施。軽めの内容ながらも、自ら僚馬に馬体を併せに行く素振りをみせるなど、活気は十分。肝心の動きについても、コレといった悪い点は見当たらない。中1週の強行軍ではあるが、デキ落ち&疲れは感じられず、完全無視は禁物の1頭と言えよう。
④シングルアップ
1週前に栗東CWで長めから追われて、及第点以上の時計を記録。同じくCWで行われた今週の追い切りでも、マズマズのタイムを計時した。終いのラップを少し要しているが、追ってバテているわけではないので、さしたる問題はないものとみる。前回以上の仕上がりと判断したい。
⑤アウィルアウェイ
帰栗後は坂路2本乗りを主体に丹念な乗り込み。2週前、1週前と続けて及第点の時計を記録。今週の追い切りでも力強い脚捌きを見せた。難を挙げれば、左手前時に右前肢が外に回るところ。そのぶん、少しコントロールがしづらいかもしれない。その点、今回は継続騎乗なので問題はなさそう。上位争い可能とみる。
⑥カルリーノ
この中間は南Wの併せ馬を中心に熱心な乗り込み。2週前と1週前には、1000万下の古馬を相手に追走先着。今週の追い切りでは、終い重点で集中力のある走りを見せた。手前が替わらない点は気がかりな半面、ひと追いごとに良くなっているのは明らか。良い状態でレースに臨めるのではないか。
⑦アスターペガサス
この中間は栗東坂路で調整。緩めの内容が多く、1週前までの時計に目立つものはない。とはいえ、これは近2走と同じパターン。過度に問題視する必要はない。今週の追い切りは馬の行きたいままに走らせて、4F52秒6のタイムを記録。最後はバテてしまったものの、安定したフォームで走り抜いたことは好感が持てる。及第点の仕上がり。
⑧ラバストーン
帰厩後は南Wと坂路の併用で調整されているが、1週前までの内容に目立つところは見受けられない。坂路で実施した最終追い切りでは、ラスト1F12秒5のラップを記録したものの、鞍上の仕掛けに対する反応の鈍さをみるに、良化途上の感は否めない。今回は見送りが賢明だろう。
ウマニティ重賞攻略チーム
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