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GIIスワンS(芝1400メートル)が今週土曜、京都競馬場で開催される。
有力候補の1頭が、ダイワマッジョーレ(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)だ。前走の安田記念は9着。蛯名正義騎手は「いつもと違ってジリジリとしか伸びなかった」と首をかしげたが、デビュー以来【5・4・1・4】と抜群の安定感を誇る。1400メートルは重賞初Vを飾った2走前の京王杯スプリングCと同じで、巻き返し必至だ。
僚馬グランプリボス(牡5歳)は朝日杯フューチュリティS、NHKマイルCとGI2勝を誇り、昨年の安田記念、マイルチャンピオンシップでも2着に入った実力を持つ。前走のスプリンターズS(1200メートル)は出遅れた上、ペースが合わず7着に敗れたが、今回は2勝を挙げている1400メートルに距離を延ばす。今月17日の栗東坂路での1週前追い切りでは、4ハロン52秒7を馬なりでマークして好調ぶりをアピールしており、争覇圏内だ
そのスプリンターズSで勝ち馬ロードカナロアからコンマ2秒差の4着だったのが、マジンプロスパー(栗東・中尾秀正厩舎、牡6歳)。16頭立ての15番枠で、外々を回らされながら差を詰めたのは、現在の充実ぶりの証しだ。1度使われて良化しており、さらに前進が見込める。
昨年のGIマイルCSを制しているサダムパテック(栗東・西園正都厩舎、牡5歳)、同厩で重賞3勝のエーシントップ(牡3歳)も侮れない。白秋Sを勝ってオープン入りした上がり馬ラトルスネーク(栗東・須貝尚介厩舎、牡5歳)、久々を叩かれたコパノリチャード(栗東・宮徹厩舎、牡3歳)にも注意が必要だ。
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